2011年F1第19戦ブラジルGPの公式予選Q1は、マクラーレンのジェンソン・バトンがトップタイムをマーク。小林可夢偉(ザウバー)は17番手でQ2に進んだ。
現地時間26日午後2時(日本時間27日午前1時)から始まった予選最初のQ1は気温が27度、路面温度38度というドライコンディションのなかで行われた。天候は曇り。
20分で争われたQ1では、序盤にハード側のミディアムタイヤで走行したマクラーレンのバトンがトップタイムをマークしたが、バトンはその後、ガレージでフロントサスペンションまわりをメカニックが修理にあたるシーンがあるなど、マシンは若干トラブルに見舞われているよう。
2番手はルイス・ハミルトン。3番手にマーク・ウエーバーが入り、セバスチャン・ベッテルは5番手につけた。
フォース・インディアのエイドリアン・スーティルはこの予選でも好調をキープし、Q1ながらレッドブルに割って入る4番手タイムをマークしている。
一方、ザウバー勢はセルジオ・ペレスが14番手につけたものの、小林可夢偉はソフトタイヤを投入するも、思うようにタイムを上げられず、17番手までポジションを落とす。しかし、逆転を狙った18番手のパストール・マルドナドは最後まで可夢偉のタイムを上回ることなく、可夢偉はなんとかQ2進出を果たしている。