12日、宮城県仙台市宮城野区の楽天Koboスタジアム宮城で開催されたプロ野球パ・リーグ、東北楽天ゴールデンイーグルスvs千葉ロッテマリーンズの試合で、『SUPER GTエクスペリエンス in コボスタ宮城』が開催され多くのGTファンはもちろん、プロ野球ファンも訪れGTカーとドライバーたちに熱い視線が送られた。

 このイベントは、7月19日〜20日に宮城県村田町のスポーツランドSUGOで開催されるスーパーGT第4戦のPRとして開催されるとともに、東日本大震災復興支援イベントとして地元宮城県の人々に、モータースポーツの魅力に触れてもらう機会として開催されたもの。当日は晴天に恵まれ、試合開始前から多くのファンがコボスタ宮城を訪れていたが、イベント広場の一角に昨年までスーパーGT500クラスで活躍していたKEIHIN HSV-010と、スポーツランドSUGOのオフィシャルカーのGT-Rが登場した。

 展示されたKEIHIN HSV-010のまわりには、このために駆けつけたモータースポーツファンはもちろん、楽天ファンやロッテファンも集まり興味深くレーシングカーを覗きこんだ。また、当日は金石年弘(KEIHIN REAL RACING)、松田次生(NISMO)、平手晃平(LEXUS TEAM ZENT CERUMO)という3人のGT500ドライバーが登場。金石によるエンジン始動のパフォーマンスでは、本物のレーシングカーのサウンドに大きな歓声が上がった。

 また、ドライバー3人によるサイン会やトークショーも行われ、スーパーGTの魅力を存分にアピールしたほか、ホンダのエンジニアたちによるタイヤ交換対決も行われた。ここでは、金石と参加した子どもたちによる対決が行われたが、それに続いて登場したのは次生。ニッサンドライバー(それも今季はミシュラン装着)がホンダのGTカー(ブリヂストン装着)のタイヤ交換を行うという、GTファンにとってはレアな光景がみられた。

 21,620人の観衆が訪れたこの日の試合はロッテが7-5で勝利。楽天の地元勝利はならなかったが、多くの地元ファンがスーパーGTの魅力を感じた1日となった。

本日のレースクイーン

水瀬琴音みなせことね
2025年 / スーパー耐久
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