12月20日から21日にかけて、ホンダが鈴鹿サーキットで2011年に向け改良が施されたHSV-010 GTをテストした。テストに参加したのは18号車童夢と100号車チーム国光という2台のHSV-010で、2010年仕様のHSV-010とはまったく異なる形状のボンネットがテストされた。
今回の鈴鹿テストには2台のHSV-010が参加、ドライバーは2010年同様18号車には小暮卓史/ロイック・デュバルが、100号車には伊沢拓也と山本尚貴が参加。山本は10日午前に鈴鹿でテストをこなし、すぐに東京へ。日本プロスポーツ大賞の表彰式に参加し、すぐに鈴鹿に戻るというハードスケジュールとなった。
週刊オートスポーツ編集部ではこの鈴鹿に取材をかけたが、ピットロードやガレージには進入禁止、さらに写真掲載にも撮影角度の制限がかけられる厳戒態勢ぶり。緊迫感のあるテストとなった。
編集部の調べによれば、2日間のテストでは両日とも100号車をドライブした伊沢がトップタイムをマーク。ただ、タイムよりも注目すべきはフロントからの撮影が禁じられたようにボンネットの形状で、ダクトがほとんど無いツルツルの形状となっていた。
この12月20日〜21日からのテストに関するレポートは、1月13日発売の週刊オートスポーツNo.1284で掲載されているのでぜひご覧頂きたい。
