チーム改革を進めているマクラーレンが、今度はテクニカル部門の合理化に着手している。

 今年9月、レッドブルの元空力開発責任者、ピーター・プロドロモウが新たにチーフ・エンジニアとして加入して以来、マクラーレンの上層部は組織のさらなる効率化に取り組んできた。

 その結果、何人かのメンバーがチームを去ることになり、空力責任者のダグ・マッカーナンもガーデニング休暇を命ぜられている。

 マクラーレンのスポークスマンは、今回のテクニカル部門の再編について次のようにコメントした。
「我々は、マクラーレンがグリッドの最前線に戻るために、非常にハードに働いており、それを達成するためにすべてを慎重に見直し、何人か非常に優秀な人物をリクルートした」
「今は、彼らが正常に仕事ができるよう、それぞれの役割が重複しないよう確実にしている。そのため、残念ながら新たな組織の中で役割を得ない人々とは話し合いを始めている」

「我々としては、これらの影響を受ける人々には可能な限りのサポートを行うつもりでいる」

 一方、チームの関係者は、プロドロモウの働きぶりがチームに感銘を与えていると語っており、彼が手掛けたアップグレードパーツが最終戦のアブダビGPに早くも投入されることになっている。

 チームは、来年のホンダ・パワーへの切り替えを最大限に活かすために、より強力に改革を押し進めている。
 それは、フェルナンド・アロンソの獲得でさらに加速するが、一方でジェンソン・バトンかケビン・マグヌッセンのどちらかを切るという苦渋の決断を強いられることにもなる。

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