16日、スーパーGT公式合同テストの開催に先立ち、GSR初音ミクBMWと、今季マシンをドライブする谷口信輝/片岡龍也のふたりが、岡山国際サーキットに近い美作市立作東中学校を訪問した。
この作東中学校は改築工事が行われ、2日前に落成式を終えたばかりの真新しい校舎をもつ。今回は3年生が卒業していたため、1・2年生102名、さらに近くの江見小学校から6年生33名が参加。ほとんど目にする機会がないレーシングカーを前に、生徒たちも興味津々の様子だった。
生徒たちはGSR初音ミクBMWと谷口&片岡とともに写真に収まると、体育館へ移動。スーパーGTの映像を見た後、長瀬諭司校長から紹介を受け谷口&片岡のふたりが再び登場した。
片岡は、「ちょうど君たちと同じくらいの頃はレースが好きだったけれど、プロになるとはまだ思っていなかった」と中学時代を振り返り、谷口も「何をするにも負けず嫌いだった」と語り、「“こうなりたい”と夢を持っている人、いるかな?」と逆質問。谷口は、大人になってから気がついたことだったと前置きした上で、「何歳のときにどうなりたいということを考えてそこから逆算すれば、今の自分が何をすべきかがわかるはず」と生徒たちにアドバイスした。
ふたりは“夢を叶えるためには”というテーマで後援。生徒たちからの質問も受けながら、最後は花束を贈られ、今季の健闘を誓っていた。