フェラーリのキミ・ライコネンは、新たに作られるサーキットはすべてほぼ同じであり、自分は昔からあるサーキットの方が好きだと語った。近年はF1サーキットのデザインはすべてヘルマン・ティルケが手がけている。
ティルケはセパン、バーレーン、上海、イスタンブール、マリーナベイ、ヤスマリーナ、韓国、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ、ブッダ、ソチなどのコースをデザインしている。また、2016年に初開催されるアゼルバイジャン バクーの公道サーキットのデザインも担当している。
「新しいサーキットはどれもほとんど同じだ。だって同じ人間がデザインしているんだから」とライコネンが語ったとTurun Sanomatが伝えた。
「悪いサーキットと言っているわけじゃない。ただ、ほとんど同じなんだ」
「僕は古くからある、伝統的なコースで走るのが好きだ。例えばマニ-クールは大好きだね。人が多すぎなくて静かだし。サーキットの中でベストのレベルに入る」
「トルコ(イスタンブールパーク)はいいコースだった。イモラもベストのひとつだった。いつも素晴らしい雰囲気に包まれていたし、かなりチャレンジングだった」
「新しいコースに行っても、何が起こるのか予想がついてしまう。全く同じだからだ」
「もちろんコースはそれぞれ多少は違う。コーナーもそれぞれ少し違っている。でも結局のところ、新しいコースはすべて“ティルケコーナー”でできているんだ」