アウトモビリ・ランボルギーニは21日、2015年シーズンからFIA-GT3マーケットに投入するニューマシン、ウラカンGT3を公開した。

 このウラカンGT3は、2014年から市販車の発売が始まったランボルギーニ・ウラカンをベースに、世界中で開催されているFIA-GT3規定に適合した市販レーシングカーとして開発されたもの。ランボルギーニのGT3カーはこれまで、ウラカンの前モデルであるガイヤルドがベースとして使用されていたが、ウラカン登場により、GT3カーも“代替わり”を迎えることになる。

 ランボルギーニの本拠であるイタリアのボローニャで開催された発表会は、世界中からメディアやカスタマーを集め行われた。そんな中姿を現したウラカンGT3は、ランボルギーニのワークス活動を担うスカドラ・コルセの公式パートナーに就任したインドネシアの石油企業、プルタミナのロゴが付けられたグリーンのカラーリングで登場した。

 ウラカンGT3は、アルミ/カーボン製のシャシーに、FIA規則に対応したロールケージを装備。前後サブフレームは改良され、前部はラジエター、後部はギヤボックスのために、空力を最適化しているという。重量は1239kgだが、性能調整により最適化されることになる。

 前後フェンダーや、GT3カーとしては最大レベルと思われるリヤディフューザーなど、空力に関してはランボルギーニと協力関係にあるダラーラとともに開発されたという。ボディワークも速やかに取付ができるようにされており、安全性も強化。カーボン製のシートやOMP製の消火システム等を備える。パワートレインは、直噴V10エンジンに6速ギアボックスを装備する。

 このウラカンGT3は、2015年はまずブランパン耐久シリーズのトップチームのひとつであるグレッサー・レーシングから2台が登場するという。その後世界中のカスタマーに販売がスタートしていくと予想され、369,000ユーロ(約5,056万円)という車体価格も発表されている。スーパーGT300クラスにも登場が期待されるマシンのひとつだ。

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