5日、都内で行われたLenovo JAPAN Partner Council 2010。その講習会の後に開かれたトークセッションでレノボがオフィシャル・サプライヤーとしてサポートするボーダフォン・マクラーレン・メルセデスからジェンソン・バトンが登場し、鈴鹿への意気込みを語った。

「ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今シーズンは、昨年よりもリラックスしてレースに挑めている」とシーズンを振り返ったバトン。マクラーレンは今シーズン、レノボのThinkPadをピットの真ん中に集めた“センターハブ”を導入しているが、「チームメイトのエンジニアとも話せ、データを共有できることが今シーズンの成績にも繋がっている」とバトンにも好評のようだ。

 鈴鹿に対しての質問が移ると「世界で一番といっていいサーキット。速くて流れもいい、大好きなサーキットだ。(アイルトン)セナと(アラン)プロストのマクラーレン時代をTVで見ているだけに、マクラーレンで鈴鹿を走るのはとても楽しみ。マシンも大きな改善を施したし、いいレースが出来ると思う。今週末勝ったら、東京に帰ってお祝いだね」とコメント。

 日本に対しても特別な思いを抱いているというバトンの楽しみは食事のようだ。「日本食を食べることが楽しみ。そば屋やすし屋の大好きな店も見つけているんだ。日曜日から日本に滞在しているが、皇居のまわりをランニングしたり、サイクリングにも行った。トレーニングにも最適だよ」とコメント。

「日本は、第2の故郷のように感じている。最低限表彰台に立たなければいけないが、今週末はぜひ勝ちたいね。日本で1位になりたいんだ」と最後に力強く意気込みを語ってくれた。

 このトークセッションでは、マクラーレンでプリンシパル・エンジニアとして活躍する今井弘氏も登場し、F1レースにおいてのレノボのPCテクノロジーについて話をしてくれた。「暑さや砂漠のほこり、降雨といった過酷な状況下でもレノボのThinkPadは非常に頼りになる」とのこと。「今年はエンジンがCPUで管理されているので、エンジンの暖機もアクセル操作ではなく、ピット内に設置されたThinkPadで行っていますよ」と興味深い話も披露してくれた。さらに「鈴鹿でのマシンのアップグレードは大きなものになります。最後のパーツが鈴鹿に届くのは、土曜日の朝。かなり攻めてきましたよ」とコメントし鈴鹿への期待を募らせた。

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