スーパーGT第5戦インターナショナル ポッカサッポロ1000kmの予選でGT300クラスのポールポジションを獲得したSUBARU BRZ R&D SPORTの山野哲也/佐々木孝太/井口卓人の3人が、予選と明日の決勝について語った。

GT300クラスポールポジション:SUBARU BRZ R&D SPORT
山野哲也
「SUGOのレースのあと、レギュレーションが変更され、車高が8mm上げられることになったりもして、僕たちのクルマにとってはこの鈴鹿はスバルにとって一番得意とするサーキットなのですが、走り始めはクルマが不安定な状態になっていました。その後ミーティングでどうクルマを安定させるかを話し合い、それによってクルマが見違えるようなセッティングになったことで、このようなパフォーマンスを出すことができました。Q1については、あまり細かいことを覚えていないぐらい、集中して走りました。朝の状態のクルマでは決勝を戦えないと思ったので、予選中にクルマのポテンシャルを発揮すること、クルマの状況を良くすることに集中していました。決勝へ向けてのセットアップは重要だと思っているので、決勝で強いクルマづくりを目指して、明日のフリー走行でクルマを仕上げ、みんなで力を合わせて頑張っていきたいと思います」

佐々木孝太
「実は僕はこのレースで103戦目の参戦になるのですが、100戦の時にお祝いを忘れられてしまい、結果的に僕の地元の鈴鹿でお祝いしてもらいました。そういう状況の中でポールが獲れたのはとてもうれしいですね。今日の走り始めは規則が変更されたこともあって、クルマのバランスが悪かったのですが、チームがいいクルマを作り上げてくれて、さらに今回はミシュランタイヤもすごく良かったので、予選を安心して走ることができました。Q2については、山野選手がQ1でいいタイムをマークしてくれたので、そのことでクルマに対する不安はかなりなくなっていました。アタックのタイミングが悪く、少し引っかかってしまった部分もあるのですが、タイムは出ていました。本当はもう1周行こうかと思っていたのですが、ピットから無線があってポール獲得を知り、アタックをやめました。とにかくクルマが乗りやすくなっていたというのが良かったです。トップからスタートできるということはリスクも少ないし、『ここで勝たなきゃどこで勝つ』というぐらいクルマの状態もいいし、鈴鹿のコースにBRZにも合っているし、僕も地元なので、みんなで力を合わせて勝ちたいですね」

井口卓人
「今日は走行は計測1周ぐらいだったのですが、車高の影響も大きくて、前回乗った時とはバランスが大きく変わったという印象でした。予選ではふたりの活躍でポールを獲ることができたので、僕としても自分の仕事をしっかりこなさなければと、身の引き締まる思いです。なぜ僕がここにいるのか、チームに何を求められているのかを考えながら、走るチャンスがあるならば、とにかくプッシュし続けたいです」

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