全日本F3選手権第15戦はオートポリスで14周の決勝レースが行われ、嵯峨宏紀(DENSO・ルボーセF308)が念願のF3初優勝を飾った。Nクラスでは千代勝正(BPダイシンルボーセF305)が優勝を飾り、ル・ボーセ・モータースポーツが第15戦を制圧する結果となった。
フォーミュラ・ニッポンの予選後にスタートした全日本F3第15戦決勝。迎えたスタートでは、ポールの山内英輝(MJハナシマレーシングF308)がスタートを決めるも、さらに好スタートを決めた嵯峨宏紀(DENSO・ルボーセF308)が1コーナーで山内のインへ! さらにその競り合いの中、国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)も山内の前へ。嵯峨、国本、山内というポジションで1周目をクリアする。一方、後方Nクラスでは1コーナーで佐藤公哉(NDDP EBBRO)と蒲生尚弥(TDP SPIRIT F307)が接触! 蒲生がリタイアしたことにより、小林崇志(HFDP RACING F307)にタイトルの可能性が出てきた。
トップの嵯峨は序盤からリードを広げ始めるが、2番手の国本の後方には山内がピタリをマーク。しかし、3周を終えた段階で1周目のクラッシュ車両を撤去するべくセーフティカーがコースインし、SCランがスタートする。しかし、セーフティカーが入った位置が順位で言うと中程の位置で、隊列を整えるまでに2周近くを要してしまった。
レースは7周目に再開されるが、リスタートの1コーナーで国本が果敢に嵯峨に仕掛けに行くも、国本はオーバーラン! さらに山内も嵯峨に仕掛けに行くが、嵯峨はトップを譲らず。3番手に浮上した関口雄飛(ThreeBond)、アレキサンドレ・インペラトーリ(TODA FIGHTEX)がトップ嵯峨にピタリと続いていく。国本はコースに復帰した後、再び前を追うこととなった。
トップの嵯峨は優勝に向けて山内を突き放しにかかるが、山内はピタリと嵯峨の後方につけていく。バトルはファイナルラップまで続くが、嵯峨が見事に山内を抑えきり、念願の初優勝! 2位は山内、3位は関口となった。
Nクラスでは、トップからスタートした千代勝正(BPダイシンルボーセF305)が逃げ切りル・ボーセ・モータースポーツがダブルウィンを達成! 2位は小林、3位は黒田義隆(ACHIVEMENT by KCMG)となった。
