全日本F3第9戦は14日、富士スピードウェイで21周の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした中山雄一(PETRONAS TOM'S F312)が優勝。今季7勝目を飾った。

 前日の時点では雨の予報があったものの、この日になって予報は好転、日射しも差す中で迎えた全日本F3第9戦の決勝レース。第8戦を制した予選2番手の勝田貴元(PETRONAS TOM'S F312)、予選ポールポジションの中山雄一(PETRONAS TOM'S F312)の対決に注目が集まる中迎えたスタートでは、中山が先頭をキープするも、ピタリと勝田が続き、3番手に野尻智紀(TODA FIGHTEX)、千代勝正(B-MAX・F312)と続いていく。

 先頭の中山が少しずつ後方を引き離していく一方、2番手勝田、そしてその後方では野尻、千代、松下、清原という四つ巴の戦いに。近年のF3では珍しいほどの素晴らしいバトルが展開される中で、集団を抜け出したのは松下。さらにその後方では、3人によるバトルが続いた。しかし、13周目の1コーナーで、激しい争いを展開していた野尻、清原、千代の間で接触が発生。これにより千代がスピンを喫してしまい、なんとかコースには復帰したものの大きく遅れてしまった。

 先頭の中山は盤石の走りで前日のリベンジを果たし、21周を逃げ切り優勝。今季7勝目をマークした。2位は勝田、3位は松下という結果に。最後尾から追い上げた松下は第4戦もてぎ以来の表彰台となっている。Nクラスは高星明誠(S Road NDDP F3)が優勝を飾り今季8勝目をマーク。

 Nクラスは途中まで小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が2番手を走っていたが、第8戦で優勝したナニン・インドラ-パユーング(PTT SPIRIT F307)が小泉が姿勢を乱した間に2番手へ。そのままチェッカーを受けた。

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