2015 SUPER GT第6戦 予選レポート スポーツランドSUGO
GT300クラス
今季2度めのPPから優勝を目指す
前回の鈴鹿では原因不明のパワー不足に悩まされ、ポイントを獲得する事ができなかったが、ランキングを見るとまだまだチャンピオン獲得の可能性はありそうだ。
7月にここでテストを実施した時は非常に良いセッティングが見つかったので、走り始めはそのセットの確認を行った。気温などコンディションが違うにもかかわらず、車のバランスは非常に良さそうだ。小林は無線で、「バランスは凄くいいです」とコメントしていて、鈴木亜久里監督の表情も和らいだ。
Q1は高木につなぐ事だけに集中していたという小林は序盤に1番タイムを叩き出した。タイム的にもQ1突破は確実だったので、タイヤを温存する事も考慮してすぐにピットに入った。最終的にQ1は3位で終える事が出来た。
続くQ2は高木がアタック。最初のアタックは高木がハイブリッドの設定を誤り、フルパワーが出ていなかったものの、1番タイムを記録した。しかしながら、ライバル車達はまだまだタイムを縮めて来る可能性が高かったので、高木は1周のクールダウンの後、ハイブリッドの設定を確認して2回目のアタックに入っていった。
高木はシケインでわずかなミスを犯してしまったが、1回目よりタイムアップする事が出来た。この時点でもトップだったが、ライバル達がタイムを短縮しそうだったので、高木はひとつのセッション内で初めて3回目のアタックを行った。しかし、セクター1を過ぎたあたりでポールポジションが確定したと無線が入り、今季2回目のポールポジションを獲得した。
性能調整に悩まされてきたARTA CR-Z GTだが、チーム全体で少しずつ色々なところを改良してきて、トータルバランスが向上した結果が好結果につながったと鈴木亜久里監督はコメントしている。明日も好結果を残し、チャンピオンシップを有利に進めたい。
土屋圭市エグゼクティブアドバイザーのコメント
「小林も真一もすごく頑張った。もちろん車を仕上げてくれたスタッフの努力も評価しなければね。だって、性能調整で苦しい思いをしてきた車が、ここまで戦えるように仕上げてくれたんだからこれは大きいよね。しかし、予選でのドライバーの集中力は非常に高かった。真一は2回もミスしちゃったけど、きちんとまとめてきてタイムを出してくるところはさすがだね。明日は厳しい戦いになると思うけど、優勝を目指して頑張ります」
一瀬俊浩エンジニアのコメント
「午前は少しアンダーステアの症状があったので、セットを微調整して挑みました。二人とも予想以上のタイムを出してくれたので、結果ポールポジションが獲れて良かったです。ハンディウェイトが結構積まれているので、タイヤを労れるようなセットにして、明日の決勝に挑みたいです」
高木真一のコメント
「1回目のアタックでハイブリッドの設定を間違えちゃったんですけど、それでも目標としていたタイムは出ていたので、もう少し縮められると思って2回目のアタックに入りました。1回目の方がタイヤが良かったのか、2回目はそれほど大きく縮める事が出来ませんでした。何とか18秒台に入れておかないと同じタイヤを履いているプリウスに勝てないと思い、初めて3回目のアタックに入りましたが、アタック中にポールがほぼ確実になったと無線が入ってきたので、そこでアタックをやめました。予選上位にいる車はコーナーリングが速い車が多いので、富士の時のように先行逃げ切りのレースを展開するのは難しいかもしれませんが、チャンピオン争いをするにはここが踏ん張りどころなので、最低でも表彰台に立てるようにチームと作戦を練っていきたいです」
小林崇志のコメント
「走り出しからバランスが良かったので、ポールポジション争いに加われる手応えはありました。ボクはQ1で車を壊さずに高木さんにつなぐ事だけに集中していました。結果、高木さんが見事ポールポジションを獲得してくれたので、明日は今季2勝目を目指して頑張りたいと思います」
