2011 AUTOBACS SUPER GT Round.7
SUPER GT in KYUSHU 250KM

2011.10.1 sat, 10.2 sun / AUTOPOLIS
Race Report : Yuya Sakamoto

 わたくし、坂本祐也は、2011年SUPER GT シリーズへ、昨年に引き続き、Team JLOC(Japan LamborghiniOwner's Club)から、カーナンバー86、JLOCランボルギーニRG-3のドライバーとして参戦しております。パートナーは過去にGT300クラスシリーズチャンピオンを獲得した実績を持つベテランの青木孝行選手です。

 Team JLOCに加入させていただき、今年で3年目となります。今シーズンも折り返し地点に差し掛かっていますが、初優勝を目指して、日々精進して取り組んでいく所存でございます。

 今シーズンの参戦にあたり、TeamJLOCをはじめ、多くの皆さまのサポートに感謝申し上げます。そして今後とも引き続きご支援、ご指導を賜りたく、心よりお願い申し上げます。

チームエントラント名 : JLOC
車名 : JLOC ランボルギーニRG-3
カーNO. : 86
ドライバー : 坂本 祐也 青木 孝行
タイヤ : YOKOHAMA

予選
 2年ぶりの開催となったオートポリス。午前のフリー走行。2年前のセットデータを元にマシンを持ち込んだが、走り出しのフィーリング、タイム共にあまりよくはなく、セット変更を繰り返しながら、セットアップを進めていった。タイムも上がり、マシンバランスも格段に向上した。

 迎えた予選。今回もスーパーラップ方式のため、予選1回目で10位以内に残らなければ、スーパーラップに進出することは出来ない。まずは基準タイムをクリアするべく、坂本がユーズドタイヤで1分53秒300を記録。その後ニュータイヤを入れ、青木選手がアタックに入る。1分51秒777を叩きだしその時点でのトップへ踊り出る。その後GT300占有枠でもタイムを百分2秒更新するも、ライバル勢もタイムを上げ、結果5位で、今シーズン2回目のスーパーラップ進出を果たした。

 スーパーラップでは、ライバル勢のスピンやミスが相次ぐ中、青木選手がステディかつ攻めの走りを魅せ2位。今シーズン最高の2番グリッドを手にした。

決勝
 フロントローからのスタートは、坂本自身09年の富士でポールポジションからスタートした以来となる。リラックスと適度な緊張感を持ちながら、決勝のスタートに臨んだ。スタートのタイミングは悪くなく、ポジションをキープしたままホームストレートへと帰ってきた。トップの62号車は予選での速さをそのままに引き離しにかかる。3番手の25号車がポルシェのストレート速度を生かし、仕掛けてくる。1コーナー、アウトで踏ん張るが、先行を許してしまう。しかしそこから2番手争いは25号車、86号車ランボルギーニ、2号車紫電の3台に絞られる形となる。

 等間隔のまま、レースは25周を過ぎ、少しペースが落ちてきた前の2台をよそに、4番手紫電が襲いかかる。軽い接触もあったが、ペースの速い紫電の後塵を拝することに。そこですかさずピットに入ろうとしたインラップ。100Rの高速コーナーで、若干グリップの低下していたタイヤと路面のギャップに突然挙動を乱し、スピン。コース上進行方向で何とかマシンを立て直す事が出来た。しかし、その際、右足の筋を痛めてしまい、その影響で続く第2ヘアピンでも足の微妙なコントロールが効かずにスピン。ここでは完全に逆を向いて止まってしまったため大きくタイムロス。再スタート後何とかピットにたどり着き、ドライバー交代、タイヤ4輪交換、給油をして再びコースへ。この時点で15番手まで後退してしまった。

 ここから、青木選手の怒涛の追い上げが始まる。他のマシンよりも1~3秒も速いラップで、1台、また1台と次々と順位を上げていった。ファイナルラップでも1台をパスし6位までポジションを挽回してのチェッカーとなった。表彰台は確実だったレースだけに、自分の大ミスで結果を残せなかった事に、落胆と自分に対しての怒りを感じます。

 また、チームオーナーを始め、マシンを仕上げてくれたエンジニア、メカニック一同、予選、決勝共に素晴らしい走りをしてくれた青木選手、応援してくれたファンの皆さまに申し訳ない気持ちでいっぱいです。最終戦もてぎで必ず、この悔しさを晴らし、今シーズンベストリザルトを残せるよう、全力を尽くします。

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