12/23(祝)袖ヶ浦フォレスト・レースウェイにてTetsuya OTA出光ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON with FORDが開催された。
このスクールの基本理念のひとつには「運転がうまければ安全につながる」というものがある。さらに「injured ZERO」という標語を掲げ、「当スクールに参加する受講生・関係者について一般道における死亡・負傷事故をゼロとすることを目標とします」と、一般ドライバーへの安全運転の啓蒙を促している。
今回、全国から受講者やその家族含め約60名が、会場となった袖ヶ浦フォレスト・レースウェイに集結した。フォード・ジャパン・リミテッドから教習車両としてマスタングやフォーカス、クーガが計6台提供され、参加者はマスタングやフォーカスの体験試乗会や同乗走行を楽しむことができた。
スクールのコースは、「エンジョイクラス(基礎)」「セィフティクラス(サーキット入門)」「スパタイGP(スポーツ走行会)」と3クラス用意された。
午前中は太田哲也校長、砂子教頭による講義を聞き、午後から各クラスにわかれての実践メニューとなった。自身の愛車で走行やレクチャーを受ける合間に、講師運転によるフォーカス・マスタングの助手席に乗れる「サーキットタクシー」や、参加者の同伴者・家族向けに、スタッフがドライブするクーガに乗りサーキットを体験走行できる「サーキットサファリ」も行われた。
また、ランチタイムには「フォードとモータースポーツ」というテーマでトークショーが行われ、太田哲也はフォードのモータースポーツ活動について「フォードはモータースポーツを長年に渡って支えてくれれいるイメージ。モータースポーツにとってとてもありがたい存在」と語った。
午後の走行タイムでは、参加者が午前の座学で学んだことを実践し、講師のアドバイスを受けながら走行に励んだ。
今回、事務局でインターンとして所属する大学生を中心に「SDJ(スポーツドライビングジャパン)大学生プロジェクト」が立ち上げられた。「クルマ離れなんて言わせない!」をテーマに今後当スクールを若者目線で盛り上げて、学生プログラムなども展開していく予定だ。
クラッシュや接触もなく、参加者は安全運転とドライビング技術について身をもって学ぶことができた、充実した1日となった。次回も、スクールは3月に開催予定だ。
