フォーミュラ・ニッポンやスーパーGTで活躍する小暮卓史が24日、地元群馬県の子供向け無料施設、ぐんまこどもの国 児童会館で『スペシャル科学工作』に参加。ゴムの動力を使って走るペットボトル製のレーシングカーを子どもたちととともに制作した。

 昨年も小暮はこの『スペシャル科学工作』に参加し、自身のヘルメットモチーフであるかざぐるまを子どもたちとともに制作。今年は、ペットボトルを使ってレーシングカーを作ることになり、集まった子どもたちの前でまず小暮があいさつ。他の簡単なゴムを使ったおもちゃの紹介を行った後、いよいよレーシングカー制作に取り組んだ。

 今年のレーシングカーは、昨年のかざぐるまよりも難易度が高く、苦戦するこどもたちも多数。しかしスタッフの指導の下、ペットボトルでタイヤを作り、それをボディとなるペットボトルに装着、運転席を切りとり輪ゴムを取り付けると、立派なレーシングカーができあがった。

 そこからは小暮オリジナルシールで飾りつけをしたり、ウイングをつけたり、色を塗ったりと思い思いの時間に。小暮はできあがったレーシングカーを走らせるためのアドバイスをしたりと、一緒に熱中。最後には小暮からおみやげとしてオリジナルヨーヨーやリフレクターをプレゼントして、無事に工作教室が終了した。

「工作教室に多くの子供たちが集まってくれ嬉しく思います。前回とは違い難易度が高かった分、完成した時の達成感が大きく、みんなの笑顔がとても印象的でした。目を輝かせて工作に熱中する子供たちから多くの元気をもらったように感じます」と小暮。

「これをきっかけにレーシングカーやレースに興味を持ってくれると、自分としてはさらに嬉しいです。この場をお借りして今回の工作教室開催にあたりご協力くださったぐんまこどもの国のスタッフの方々、スポンサーの方々に感謝し、御礼を申し上げます。今後も日頃のレース活動はもちろんのこと、自分にできることを精一杯行なっていきたいと思っています」

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