2012 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン 第3戦 オートポリス

予選速報
5月26日(土)天気:曇りのち晴れ

◇第2戦から2週間という短いインターバルで第3戦がシリーズ唯一の九州で開催される。開幕戦、第2戦とも不発に終わった中嶋レーシングにとって奮起したい大事な一戦。曇空のもと朝のフリー走行で予選に向けたセッティングを詰めていった両ドライバー。14時ちょうどから予選が開始、今回の予選はノックアウト方式で行われた。ノックアウト方式の予選とは、Q1は全17台が出走し、上位13台がQ2へ進出。これの上位8台がQ3へ進出し、最終的にグリッドが決定する。

 Q1開始早々から果敢にアタックを重ねていくが、大祐は15番手タイムでノックアウト、ここで予選を終える。一方、小暮は10番手タイムでQ2へ進出。アタックするタイミングを検討しながら、Q2開始を待つ。Q2開始後、約3分経過した時点でコースインしたが、アタックラップで若干のミスが響き10番手タイムとなり、ここでノックアウト。小暮10番グリッド、大祐は15番グリッドから明日の決勝レースを戦うこととなった。

◇コメント
チームディレクター:藤井一三
「朝のフリー走行では2台ともよい感触があったのですが、いざ予選となるとまたバランスが崩れたようです。このあたりの原因を探さなければならないと考えています。昨年のここのレースは13番手から優勝したマシンもあります。我々も諦めずに頑張ります」

#31 ドライバー 中嶋大祐
「ニュータイヤのバランス変化と路面のコンディションの変化に上手く対応することが出来ず、かなり残念な結果に終わってしまいました。また新しいことをトライして、明日のレースや今後のラウンドに繋げられるように精一杯頑張りたいです」

#32 ドライバー 小暮卓史
「フリー走行から新たなセッティングを試し、予選に挑んだのですがハンドリングバランスが納得いくものでなく、タイム的にも満足できる状態ではありませんでした。セッティングを元に戻し、ふりだしには戻りましたがタイムも戻すことができたので、この延長線上でセッティングを進めていきましたが、ユーズドタイヤで出なかったデメリットがニュータイヤでは大きく感じられ、結果として想定したタイムに届くことができず、大変悔しかったです。明日に向けては、結果を残すことと同様に今後を見据えてあらゆるデータを取るためにセッティングに関してもチャレンジしていきたいと思います」

◇明日の決勝は14時30分より54周回で行なわれます。

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