HRTの山本左近が、日本GPの木曜記者会見で、先日死去したモータースポーツジャーナリスト、西山平夫氏について触れ、その死を悼んだ。
シンガポールGPで食中毒であるとして欠場した左近に、今日は体調は大丈夫かとの質問がなされ、左近はこれに対して「絶好調」と答えた後、西山平夫氏の死に触れた。
「最初にひとつ言いたいことがあるんだ。今週初め、悪いニュースを知った。日本のあるモータージャーナリストが、残念ながらここに来ることができなくなった。鈴鹿に来る予定だったのに、来られなくなったんだ。ご冥福をお祈りします」
左近は鈴鹿でのレースが楽しみだと語っている。
「鈴鹿にF1ドライバーとして戻るのは特別な気分だ。鈴鹿でF1を見ていたし、ゴーカートを始めた場所だからね。だからF1ドライバーとしてここに戻ってくるのは素晴らしい気分だよ。とても誇らしく思うし、日本のファンの前でレースをするのがすごく楽しみだ」
「(セクター1は)このコースの中で大好きなパートのひとつだけど、僕らの状況ではこのパートを走るのはとてもタフだろうね。それでもベストを尽くすよ」
来年のシートについては、まだはっきりしていないものの、残留できるよう最善を尽くすと述べている。
「来年HRTで走るかどうかはまだ分からない。でもベストを尽くすつもりだし、また彼らと働けることを期待している」