いよいよ開幕を迎えた東京モーターショー2015。44回目となる今年の東京モーターショーでは、モータースポーツ関連の話題も満載。プレスデー初日となる10月28日の東京ビックサイトより、オートスポーツweb目線で気になったトピックスをお届けします。→前編はこちら

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 トヨタ関連のブースはトヨタ、トヨタ車体、レクサスと分かれているのですが、こちらはレクサスのブース。


 スーパーGT300クラスにも参戦していることでお馴染みのRC F GT3も展示されています。展示部分の地面は、なんとアスファルトの路面(サーキット路面?)がそのまま再現されていました。手が込んでいます。


 凝っていると言えば、こちらは三菱のブース。評判の高いアウトランダーPHEVを、バハ・ポルタレグレ500に参戦した増岡浩選手のラリー仕様車と合わせて展示しています。そして、後方の上り坂、これがリアルにものスゴイ角度(!)。登坂性能の高さを存分にアピールしています。


 また三菱は、exコンセプトを世界初出展。需要が増しているコンパクトSUV市場にEVカーとして乗り込みます。フロント周りのデザインはアウトランダーを踏襲していますよね。


 こちらは、トヨタのブース。意外とシンプルな構成です。夕方には野球のイチロー選手とモリゾウさん(豊田章男社長)のトークショーが行われたそうですが、ものすごい人だかりだったそうです……。


 今回のトヨタの話題のひとつ、世界初出展となるTOYOTA S-FR。86の弟分的存在の、その名のとおりのFRマシン。見た目は賛否が分かれるところですが、こういった小排気量スポーツカーは、クルマの面白さとともにモータースポーツの間口も広まるので、どんどん市販化してほしいですね。


 同じくトヨタブースでは2017年から世界ラリー選手権(WRC)に参戦するGAZOOカラーのヤリス(ヴィッツ)をランドクルーザーと合わせて展示していました。キレイなトヨタブースの中で、コンセプトカー並にひときわ目立つ泥だらけのランクル。この汚れっぷりに萌える方は、きっと多いはず……。


 こちらは鈴鹿サーキットのシケインや、スーパーフォーミュラのスポンサーとしてもお馴染みの日立オートモーティブシステムズ。中に見えるのは……そうです、インディカー・シリーズでスポンサーを務めるペンスキーのDW12と、スーパーフォーミュラのダラーラSF14。オーバルをイメージした展示ですが、SF14もオーバルを走行しています。


 モータースポーツ好きにもファンの多いスバルでは、新しいクロスオーバーSUVのコンセプトモデル、VIZIV(ヴィジヴ)がステージに展示中。そして目玉は、インプレッサ5ドアコンセプト。インプレッサの5代目でもあるこの車両は、来年以降に量産モデルが公開されるとのウワサ。


 BMWは7シリーズの新型がお披露目されましたが、モータースポーツ好きとして気になるのは、やっぱりi8ですよね。コンパニオンのお姉さんも素敵です。


 女性コンパニオンは見飽きたという方に、Jeepのイケメンをお届けします。最近はこういうアピールも多いのでしょうか。また、レクサスの今回の話題の1台でもあるGS Fの脇には、なぜかアフロヘアの黒人男性が。イケメンというより、とても親しみの持てる方でしたが、GS Fとのイメージ共通点というと、ちょっとよく分かりませんでした……。


 日野ブースにはダカールラリー参戦車両の日野レンジャーが展示。やっぱりこの大きさは存在感があります。ダカールラリーで獲得した歴代トロフィーも展示されていました。


 そんな日野のブースで一番インパクトがあったのが、CMでお馴染みリリー・フランキーさんと堤真一さんのふたりがラッピングされたトラック、DUTRO。


 三菱FUSOのブースではエアロバーチャルシアターなる、不思議なイベントが行われていました。シート座席はバスのイメージ。外から見ていると、このイベント、なかなかシュールです……。


 こちらは、カンナムの3輪自動車、スパイダーF3S。1.33リッターの直列3気筒エンジン搭載で税込232万円。ホンダのコンセプトモデルでも3輪自動車がありましたが、今後、流行ってくる気配がありますね。


 全米でシェアナンバー1のスノーモービルなどでお馴染みのポラリス・インダストリー社のブースではオフロードマシン、レイザーXP1000が展示。このビジュアル、インパクト大です。そして、同じくポラリス社の3輪自動車、スリングショットSL。デザインがとにかく攻め攻めでカッコイイッス。


 こちら、RAYBRIGブースでは先日のスーパーGT SUGO優勝の感謝のコメントとともに、スーパーGTのレースムービーが流されていました。そして、スタンレーの受付にはRAYBRIG NSX CONCEPT-GTのミニカーも……ピントは奥のお姉さんに合っていますが、これはご愛敬ということで。


 NGKのブースでは「6倍」の広告でお馴染みの佐藤琢磨選手のCMが流れていました。中では、琢磨選手のレーシングスーツ、シューズ、ヘルメットがを展示中。


 スーパーGTでお馴染みのKEIHINも、レースのイメージをアピールしています。


 こちらはドイツのパーツメーカー、シェフラー。フォーミュラEに参戦しているアプト・シェフラー・アウディスポーツのスポンサーでもあります。ルーカス・ディ・グラッシ選手もお出迎え……ですが、東京モーターショーに来るお客の中で、どのくらいの方がディ・グラッシ選手を知っているのか気になります。


 ショーカーですが、アプト・シェフラー・アウディスポーツのマシンも展示されています。


 こちら、トヨタ車体に展示されていた、新幹線にも見えてしまうコンセプトカー、アルファード・エルキュール・コンセプト。


 ヨコハマタイヤのブースでは、ベールに覆われたフォーミュラマシンの姿が……。これは要するに、そういうことでしょうか? ヨコハマは明日午前のプレス発表会で「モータースポーツに関する新体制」を発表することになっています。


 お昼過ぎにようやく、マツダのブースの中に入ることができましたが、まだまだこの人だかり。ロータリー復活は、やはり注目度高いです。そして、ついに実物を見られました! マツダRX-VISIONです。


 とにかく流れるような滑らかな形状で、フロントがとにかく長い。メルセデスSLSよりも長そうです。フロントのデザインは好みが分かれそうですが、とにかく復活万歳!!


 こちらは、ネーミングはどうかと思いますがデザインはとにかくカッコイイ『越 KOERU』。シャープなフロントマスクでマツダの赤に良く映えます。


 ニッサンと言えば、矢沢永吉さんによる「やっちゃえニッサン」のCMのインパクトが記憶に新しいですが、フロントバンパーに映像を映すという「やっちゃった」感があるコンセプトカー、Teatro for Days。そのアイデア力に驚かされます。


 DUALISのCMを思い出させる、トランスフォーマーに出てきそうな雰囲気のコンセプトカー、Gripz Concept。EV技術をベースにしており、リーフと同じモーターを使用しているとのこと。未来感が満載。


 トヨタ、日産、ホンダなどの超小型モビリティをまとめて試乗できるスペース。なんだか遊園地っぽいですよね。


 東京FMの公開放送も行われていました。カーラジオの未来がテーマです。


 こちらはご存じ、アストンマーチンのDB9。でも、普通のDB9とはちょっと違うんです。そうです。このナンバープレートにあるように、12月に日本でも公開予定の映画007の新作スペクターに使用されるボンドカー、「ボンド・エディション」なんです。


 普通のDB9とはどう違うのか。それは映画でのお楽しみ!?


 東京モーターショーでもお馴染みのトミカ。レジにはすでに列ができています。トミカは最近、アパレル関連にも積極的に参加しているようで、たくさんの種類のTシャツがありました。


 そんなトミカで気になったのは、このレクサスRC FのGT500バージョン!


 そしてもうひとつ、こちらのスターウォーズのエリアです! 12月公開の新作「フォースの覚醒」の悪役、カイロ・レン、そしてR2-D2の後継機(?)BB-8が!! もう売っているのでしょうか。これは個人的に大興奮!


 本日最後のお届けは、アラレちゃんのようなメガネとコスチュームが気になったJAFのコンパニオンのお姉さん。JAFのイメージって!? と不思議に思いましたが、どうやらこちら、JAFホームページのナビゲーターキャラクター『久留間まもり』がリアルなコンパニオンとして登場、ということのようです。それでは、続きはまた明日〜。

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