いよいよ開幕を迎えた東京モーターショー2015。44回目となる今年の東京モーターショーでは、モータースポーツ関連の話題も満載。プレスデー2日目となった10月29日の東京ビックサイトより、オートスポーツweb目線で気になったトピックスをお届けします。（→初日トピックス前編／後編）

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　プレスデーの2日目も、朝からいい天気。午前8時からは『Mobilityscape Tokyo 2015』と題し、日本自動車工業会の正副会長5社が集うトークプログラムが実施されました。ここでは、ホンダの池史彦会長、ニッサンの西川廣人副会長、トヨタの豊田章男社長、三菱の相川哲郎社長、そしてマツダの小飼雅道社長の5名が登壇し、“日本のものづくり”や“未来のモビリティにおける日本の存在感”などのテーマでトークを披露。印象的だったのは、自動運転技術の話題になった際にホンダの池会長が語った「自動運転と無人運転は別で、運転する喜びを捨てることはできない」との言葉。

　さて、この日の取材のメインは、すでにニュースでもお伝えした、ヨコハマタイヤの記者発表会。発表前はから多くのメディアが集まりました。会見では、車両のベールがはがされ、アドバンカラーのSF14が登場。

　会見では、横浜ゴムの野地彦旬社長と日本レースプロモーション（JRP）の中嶋悟会長、そしてヨコハマとパートナーシップ契約を結んでいるチェルシーFCのマネージングディレクター、クリスチャン・パースロー氏も登壇し、挨拶していました。会見後には、JRPの白井裕社長とSFナビゲーターを務める春那美希さんが記念撮影。

　このベールがかけられたタイヤもSFタイヤだと思い、会見前に撮っておいたのですが……チェルシーFCロゴ入りの記念タイヤでした。

　ちなみにヨコハマは、東棟の階段にこんな広告を出しています。それぞれ階段によってデザインが異なるので、気になる方は要チェック！

　ヨコハマブースのすぐ近くにはブリヂストンブースもあります。裏手には、インディカー・シリーズで佐藤琢磨選手が今季もドライブしたABCサプライカラーのDW12が展示されていました。ちなみに、ここからちょっと右の方を見ると、すぐにアドバンカラーのSF14を見ることができます。

　ブリヂストンのモータースポーツ活動の展示では、スーパーGTのタイヤがニューとユーズドで比較するように置かれていました。スーパーフォーミュラのタイヤはありませんでしたが、映像を上映中。

　こちらはヤンマーのフラッグシップトラクター『YT5113 Limited Edition』。トラクターとは思えないほどイカツイ面持ちッス。というのもこちら、エンツォ・フェラーリをデザインしたことでも知られる世界的な工業デザイナー、奥山清行氏がデザインしたモデル。前回の東京モーターショーで展示されたコンセプトモデルの量産版とのこと。

　スバルブースには、前日にはなかったSUBARU BRZ R&D SPORTも登場。ちなみに今週末は、スーパーGT第7戦オートポリスです。

　西棟のホンダブースも、配置変更。マクラーレン・ホンダMP4-30と、MotoGPのRC213Vが並べて展示されていたほか、なんとその裏手にはMP4-30のパワーユニットであるRA615Hも登場。

　せっかくのF1パワーユニットなのに、ちょっとひっそりとし過ぎでは……？　とも思いつつ、しっかりと写真に収めさせてもらいました。

　ちなみにこの日は、14時30分からプレビューデーに移行。開場とともに、多くのお客さんが入場してきていました。

　会場入口付近の右手、半分外になっている部分には、グランツーリスモブースがあります。ここでは、ポリフォニー・デジタルが開発を進めているという体験型シミュレーターのプロトタイプを用いてグランツーリスモ6をプレイ可能。係のお姉さんがサーキットなどを設定してくれ、こうしてアタックの様子を見守ってくれますが……これじゃあ逆に集中できないかも（!?）。