世界ラリー選手権(WRC)第8戦フィンランドは2日、SS19~20のデイ3が行われ、ヤリ-マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が、セバスチャン・オジェ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)との接戦を制し、2年連続で母国ラリーを制覇した。

■フォルクスワーゲン・モータスポーツ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)
ヤリ-マティ・ラトバラ/総合1位
 どれだけ幸せか表現できないよ! モチベーションが高い状態でラリー・フィンランドへ挑んでいたし、勝ちたいという想いも強かった。今シーズンは、浮き沈みが激しかったから、この勝利には大きな意味がある。

 素晴らしい働きをしてくれたチームスタッフに感謝したい。良い成績が残せなかった時も、常に僕を信じ続けてくれた。

 予想していたとおり、今日のステージはジェットコースターのようなルートで、ラリー・フィンランドのフィナーレにふさわしいものだった。サービスパークやステージ脇で僕を応援してくれたファンにも感謝しているよ。今は、この瞬間を満喫したい。

セバスチャン・オジェ/総合2位
 激しいバトルだった。ファンは楽しんでくれたんじゃないかな。ヤリ-マティ(・ラトバラ)とミーカ(・アンティラ)を祝福するよ。彼らは週末を通して力強いペースをみせていた。

 ラリー・フィンランド開幕前に言った通り、ヤリ-マティが最大のライバルになった。いつものように僕とジュリアン(・アングラシア)は全力を尽くしたけど、昨年と同じように彼らはとても素晴らしい走りをしていたよ。

 僕は2位でも満足している。選手権ランキングでリードを広げることができたからね。2位を獲得できていなかったとしても、ラリー・フィンランドは素晴らしいイベントだった。ドライバーとして、フィンランドの林道をハイスピードで駆け抜けること以上に、アドレナリンと幸福を感じることはないんだ。

■シトロエン・トタル・アブダビWRT(シトロエンDS3 WRC)
マッズ・オストベルグ/総合3位
 素晴らしい週末だった。スタート直後はタイムを失ってしまったけれど、すぐにペースを掴むことができた。表彰台に登ることができて、とても嬉しいよ。

 マシンの感触はとても良かった。スピードがあって反応もいいマシンで、ハイスピードなステージを走るのは最高だった。ペースノートを聞いて速く走ることに集中した。楽しみながら、ラリーをすることができたよ。

■ヒュンダイ・モータースポーツ(ヒュンダイi20 WRC)
ティエリー・ヌービル/総合4位
 シェイクダウンでクラッシュしたことを考えると、4位という結果は悪くない。マシンを修理するために、チームは懸命に作業をしてくれた。僕たちもマシンの感触を取り戻すために努力したよ。

 4位以上の結果を期待してはいなかった。満足しているとは言えないけれど、マニュファクチャラーランキングで貴重なポイントを獲得できたのはよかったと思うよ。

■Mスポーツ(フォード・フィエスタRS WRC)
オット・タナク/総合5位
 今週末は表彰台に上がれると思っていたから、少しがっかりしている。サービスが設けられていないデイ1にミスをしたことが大きく影響してしまった。

 限界までプッシュできる状態ではなかったし、マシンのセッティングもベストなものではなかったけれど、いいペースを刻むことができたのはポジティブな点だよ。

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