世界ラリー選手権(WRC)第3戦メキシコは6日、SS20~21のデイ4が行われ、ヤリ-マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が今季初勝利を挙げた。総合2位にはセバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が入り、総合3位にはダニ・ソルド(ヒュンダイi20 WRC)が獲得したが、ソルドには競技終了後にタイムペナルティが与えられたため、マッズ・オストベルグ(フォード・フィエスタRS WRC)が総合3位に繰り上がっている。

 ここまで行われたステージのうち11SSを制し、90秒以上のリードを築いたラトバラは、80kmのロングステージとして行われたSS20でリスクを避けた堅実な走りに徹し、オジエから25.3秒遅れのステージ2位を獲得。続けて行われた最終SSでもステージ2位となり、昨年の第11戦ツール・ド・コルス以来、5戦ぶりとなる勝利を手にした。また、ラトバラは今季初のポイントも獲得している。ラトバラに続き、総合2位を獲得したオジエは、ボーナスポイントが与えられる最終SSでもトップタイムをマークしたこともあり、ポインランキングでのリードを38点まで広げている。

 総合3位にはブレーキングトラブルとオーバーヒートの問題を抱えながら粘りの走りをみせたソルドが入ったが、ソルドはレギュレーションで定められたタイヤの使用本数制限を守らなかったとして2分のタイムペナルティの判定。この結果、僅差で順位の逆転を許し、総合4位に後退している。

 ソルドのタイムペナルティにより、総合3位にはラリーをノートラブルで走り抜いたオストベルグが浮上。ポインランキングでもアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)を交わし、ランキング2番手につけた。

 ソルドに続く総合5位はヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20 WRC)が獲得したほか、総合6位~8位まではフォード・フィエスタRS WRCを操るプライベーターのオット・タナクやマーティン・プロコップ、ロレンツォ・ベルテリがつけている。また、総合10位にはプライベーターのバレリー・ゴルバン(ミニ・カントリーマンWRC)が入り、ミニのWRカーで2013年のラリー・オーストラリア以来、3年ぶりとなるポイント獲得を達成している。

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