スーパーGT開幕戦岡山で勝利を飾ったHIS ADVAN KONDO GT-R、ウェッズスポーツIS350のドライバーが優勝の喜びを語った。

【GT500】HIS ADVAN KONDO GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
「今回は僕たちにとって天候とセッティングがバッチリとマッチしました。今回はウェットコンディションでのスタートになりましたが、このコースではセクター1の2コーナーから3コーナーにかけての部分にタイヤがとても合っていて、1周を通して、とても気持ちのいい走りができました。最初は少し様子を見ましたが、5周目ぐらいから僕のスティントの最後まで後ろとのギャップを開くためにプッシュしました。途中から18号車が近づいてきましたが、また雨が強くなってきて、再びプッシュすることができました」

荒聖治
「僕のスティントでは路面の水がかなり少ない状態になっていて、タイヤのコンディションに合っていないところもあり、後ろとの差を詰められてしまったのですが、オリベイラ選手が作ってくれた大きなギャップがあったので、そのままチェッカーを受けることだけを考えて最後まで走りました。横浜ゴムの方々とは『レインで勝ちたいね』という話をしていて、今回から新パターンのウェットタイヤを投入してきたのですが、そのタイヤでこうして結果を残すことができてよかったと思います」

【GT300】ウェッズスポーツIS350
織戸学
「今回は500同様、300でも横浜ゴムの新しいレインタイヤが投入されたので、朝の練習走行ではそれを確認したかったのですが、アクシデントに巻き込まれてそれができませんでした。『これはツイてないかな』とも思ったんですが、片岡選手の明るいキャラクターでそれを振り払うことができました。今日は 500でも新しいタイヤを投入した横浜ゴムが優勝したことがとてもうれしかったし、もちろん僕たちが勝てたことも最高でしたね。チーム一丸となっての勝利だったと思います。みんなにありがとうと言いたいですね」

片岡龍也
「最初の2、3ラップでクルマのバランスがいいことは把握できました。スタート前にトップでバトンタッチすると言っていたので、何とかそれを実行しようと頑張ってプッシュしました。コースアウトしたり、ひとりで暴れたりした部分もありましたが、トップに立ってからはずっといい感じだったのですが、スローダウンしているマシンに引っかかって、そのギャップを失ってしまいました。そこから予選モードのように走っていって、一度はみ出したりもしましたが、何とか 2番手でバトンタッチすることができて、ピット作業の速さもあって、トップに立つことができました。43号車が迫ってきて少しドキドキしましたが、あとは織戸さんに何とかしてもらえると思っていました。移籍して初めてのレースで優勝することができて、本当にうれしいです」

本日のレースクイーン

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2025年 / スーパーGT
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