スーパーGT第3戦セパンでGT300クラスの優勝を飾ったHANKOOK PORSCHEの影山正美、藤井誠暢が優勝の喜びを語った。
GT500クラス優勝 HANKOOK PORSCHE
影山正美
「今回は予選でポールポジションが獲れて、スタート直後の1コーナーでアクシデントがあり、そこでマージンが築けたことと、その後も気を抜かずにタイヤマネージメントをしながら少しずつマージンを積み重ねていきました。藤井選手に少しでも多くのマージンを渡したいと思い、最後の方は少しプッシュして走ったのですが、結果的にはそれほどマージンは築けませんでした。この週末については、予選タイムやレースラップなど、他のチームよりも1ランク抜けていたのだと思います。過去に6位以上の結果を残していないハンコックタイヤからすると、このポール・トゥ・ウィンは夢のようなことで、本当に努力が報われたかなと思います。ハンコックタイヤ、チーム、そして藤井選手に感謝しています」
藤井誠暢
「今の気持ちとしてはとてもうれしいということと、ホッとしているということです。スタートから影山選手がトップに立ってくれたのですが、思っていた以上にまわりがコンスタントに速かったので、苦しいレースになるのではないかと思っていました。セパンは最後まで何が起こるかわからないという、過酷なレースなので、とにかくタイヤを労りながら、最後までチェッカーを目指した結果、こうして優勝できました。今週はずっと流れはあったと思うので、それほどプレッシャーはなかったのですが、すんなりと勝つことができたという感じです。今回はすべての部分での総合力が優勝につながったのだと思います」
