SUPER GT第2戦 FUJI GT 500km RACE
レースレポート
5月4日(金)富士スピードウェイ
天気:曇りのち雨
◇昨夜まで降り続いた雨は止み、今朝は薄曇りのなかフリー走行を終えレーススタート時刻を待つ。ポールポジションの優位性を活かし、上位フィニッシュを目指したいところ。スタート直前から雨が降り始め、セーフティカースタートとなった500kmのレース。EPSON HSV-010のスタートドライバーは中山友貴。スタート後、雨は強くなっていき3周目にレインタイヤに交換するためピットイン。ウェット路面でのパフォーマンスは上々であったものの、次第に路面は乾いていく。早めにドライタイヤに交換するためピットイン。ドライバーはそのまま中山でコースに復帰。ピットインなどでポジションを落としたものの順調に周回を重ねていく。44周目にルーティンのピットインを行ない、道上にバトンタッチ。その後、淡々とレースは進み、道上の義務周回数をクリアしたのち再度、中山に交代してチェッカーを目指す。残り10周を切ったあたりで再び雨が落ちてきたが、そのまま走行を続け、長い110周回のレースを11位で終えることとなった。
◇観客動員数:
5月3日(木)予選26,000人
5月4日(金)決勝57,000人
◇コメント
チームディレクター:藤井一三
「決勝では苦労してしまいました。小雨が降ったりして天気に翻弄された部分もありますが、まだまだドライタイヤでのパフォーマンスを上げていかなければなりません。この後、セパンでのレースまでにテストも予定されています。もっといいレースをお見せできるように頑張ります」
道上龍
「決勝はスタート直前に雨が降ったりして荒れたレースとなり、残念な結果となりましたが与えられた状況のなかではベストを尽くせたと思います。また多くの課題を残すかたちとなってしまいましたが、予選ではポールポジションを獲ることもできましたし、一歩ずつ前進していけるように頑張ります」
中山友貴
「天候が目まぐるしく変わるなか、非常に難しいレースでした。ピットに入るタイミングなど作戦面ではうまく機能していたと思いますが、ドライタイヤのパフォーマンスが他チームに及ばず順位を落としてしまいました。今回のレースを走ったことで得られたデータを分析して改善できるように取り組みたいと思います。今回のレースでは速さを見せることができましたので、もっとアピールできるよう頑張っていきたいと思います。今後も応援よろしくお願いします」
中嶋悟総監督
「予選では天候も我がチームに味方してくれてポールポジションを獲ることができました。レースはスタート時から雨が降ったり止んだりの慌ただしいレースでしたが、まとめるとドライでのパフォーマンス不足が出た結果となってしまいました。次戦はセパンでのレースとなりますが、しっかり準備をして戦いたいと思います。たくさんのご声援をいただき、誠にありがとうございました」
※次回のレースは6月9日・10日のマレーシアラウンドとなります。
