永年にわたって愛され、先日通常営業を終了した鈴鹿サーキットの名物アトラクション『サーキットカート』。F1やスーパーGT等で使われるのと同じ鈴鹿サーキット国際レーシングコース(東コース)を走れるとあって、高い人気を博していたが、来年3月のEVカート『サーキットチャレンジャー』登場に伴い、その職責を終えることとなった。その『サーキットカート』の本当に最後のイベント『サーキットカート ファイナル スペシャルタイムアタック』が、12月26日(土)から年明け1月6日(水)にかけて、行われるという。
この『サーキットカート ファイナル スペシャルタイムアタック』は、F1同様グリッドスタートができる(通常営業の際には、グランドスタンド下の専用ターミナルから出発し、同所の帰還するという形であるため、グリッドからスタートすることはできなかった)。また、7台同時走行となり、タイムアタック形式となる。これまではタイム計測がされていなかったので、こちらも初の試みとなる。また、走行後にはリザルト表が発行され、そのリザルトをゆうえんち内のライセンスセンターに提示すれば、ライセンスカードを取得できるほか、コントロールタワー横の特設ボディウムにおける記念撮影も体験することができる。まさに、“鈴鹿で戦う”ことを経験できるのだ。
対象は小学5年生以上(ひとり座りできる0歳〜小学4年生以下のお子様は、中学生以上の方同乗の上走行することが可能)で、料金は1台あたり2,000円。走行チケットの販売は各日午前10時から、サーキットカートチケット売り場で行われるが、連日走行可能台数が限られているので、ぜひ早めに購入することをおススメしたい。
エンジン駆動による『サーキットカート』、走行の最終チャンスとなる今回のイベント。これを逃すと、二度と味わうことができないはず。この機会にぜひ鈴鹿サーキットを訪れ、レーシングカーと同じコースを走る感覚を体験していただきたい。
『サーキットカート ファイナル スペシャルタイムアタック』の詳細は、鈴鹿サーキットのホームページ(http://www.suzukacircuit.jp/motopia_s/circuit/)をチェックしていただきたい。
なお、3月19日からは、EVで鈴鹿サーキットを走行することができる新アトラクション『サーキットチャレンジャー』(http://www.suzukacircuit.jp/motopia_s/challenger/)が登場予定。開発には佐藤琢磨も携わったというこの最新EVマシンにも、ぜひご注目いただきたい。
