日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催による全日本電気自動車グランプリシリーズ第1戦「全日本袖ヶ浦EV50kmレース大会」が、7月19日(月・祝)に千葉県の袖ヶ浦フォレスト・レースウェイで行われ、テスラ・ロードスターを操る飯田章が優勝した。

 記念すべき初戦には9台がエントリー。スーパーGTでもおなじみのチームタイサンはアメリカ発のEVスポーツカー、テスラ・ ロードスターを2台、ポルシェ916をEVに改良したポルシェ916 EVの計3台を投入。アメリカのテスラ・モーターズ社製で、ロータス・エリーゼのパーツが流用されたテスラ・ロードスターを飯田章、植田正幸のふたりがドライブし、ポルシェ916EVを密山祥吾がドライブした。一方、国産初の量産EVカーである三菱i-MiEVは4台がエントリーし、週刊オートスポーツもライターの大串信氏をドライバーに迎え、ひなた屋×AUTOSPORT i-MiEVとして参戦した。

 1周2.4kmのコースを21周で競う決勝は、ポールポジションからスタートした飯田が、序盤はペースを抑え、終盤にファステストをマークするラストスパートを見せて圧勝した。2位に植田が入り、テスラ・ロードスターが評判通りの強さを見せた。ひなた屋×週刊オートスポーツi-MiEVは、三菱i-MiEV4台による接近戦を制し、3位でフィニッシュ。

 優勝した飯田は「EVレースは音がしないので相手との距離感もつかめず、普段のレースとは違う心理戦がある。頭を使って走る、ゲームのような要素が強いので将来的には子供も楽しめるレースになるのでは」とコメント。
 
 なおイベントの詳細は7月29日発売の週刊オートスポーツNo.1263に掲載される。

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