ENEOSスーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONEのST-4クラスに今季から参戦を開始した木附製作所モータースポーツ事業部。トヨタAE86を彷彿させる白黒“パンダカラー”が施された86号車『K・M・S・D GR86』について、チーム代表兼ドライバーの梅原拓臣氏にマシン製作やカラーリングデザインの経緯などを聞いた。
■ 「作れるものは自社で作る」本業の技術を注ぎ込んだマシン製作
チームの母体となる『木附製作所』は神奈川県綾瀬市に本社と工場を構え、半導体製造装置や紙幣読取装置、郵便物自動仕分け装置、医療機器といった精密板金加工品製作を手掛ける会社。代表取締役社長は梅原洋一氏が務め、息子の拓臣がモータースポーツ事業部のチーム代表兼監督、そしてドライバー業務も行っている。
「全然、とうふ店じゃないんですけどね(笑)」と言うのは梅原拓臣。スーパー耐久では昨シーズンまで60号車Zenyaku GR86をドライブしていたが、父であり木附製作所代表である洋一氏の『自社チームが欲しい』という意思を受け、今季から木附製作所モータースポーツ事業部としてスーパー耐久に参戦を開始した。
参戦マシンである86号車『K・M・S・D GR86』は、木附製作所が精密板金加工を手掛ける会社ということで、燃料タンク一式や給油口の台座、車内センターコンソールのパネル、隔壁などは「自社製作」の金属やアルミパーツが使用されている。
