2009年のタイトル争いで、11ポイント差でジェンソン・バトンに破れたセバスチャン・ベッテルが、今年こそ自分がチャンピオンになると宣言した。

 昨年はライバルであるブラウンGPを追い抜くことができず、レッドブル・レーシングとベッテルはランキング2位に終わった。敗因のひとつにルノーエンジンのトラブルが挙げられているが、ベッテルは、2010年シーズンを前に、ルノーエンジンに不安はないという。

「昨シーズン、何度かエンジントラブルがあって、それを避けられなかったというのは事実だ。でもシーズン終盤に向けてルノーが調査をしてくれたおかげで、それ以降は一切トラブルが出なくなった」
「僕らはもう1回エンジン交換をせざるをえなくなって、ペナルティを受ける羽目になるだろうと誰もが予想したけど、そうはならなかった」
「ルノーとビリーのスタッフだけでなく、僕ら全員が冬の間、昨年は何が悪かったのかを分析し、今年は起こらないように頑張って作業する」

 現在22歳のベッテルは、今年こそ他のすべてのドライバーを倒してワールドチャンピオンになると宣言した。
「できるだけ早くタイトルを獲るのが僕の目標だ。そのために僕はここにいる。これまでどおり全力を尽くして最後まで戦い抜くよ。僕のチームはものすごく強力だし、100パーセント僕をサポートしてくれる。チームの雰囲気もとてもいい。ルノーという最強のエンジンパートナーもいる。彼らのエンジンは燃費という点でもトップクラスだ。今年のマシンはかなり強力だと思うよ。今のところはポジティブな点ばかりだ。今後どうなるか見ていこう」
「コース上では、誰であろうとすべてのドライバーが敵だ。最終的には全員を倒さなければならない。(新しいポイントシステムの関係で)トラブルがあっても、走り続けなければならなくなるだろう。10位までポイントがつくんだからね。でも、僕が知っている限りでは、過去2年のランキングは、新システムで計算しても変わらないんだよね。いずれにしても、タイトルを獲るには、優勝し、毎戦ポイントを獲得していくしかない」
「当然、ナンバーワンになりたいよ。だけどそれほど単純な話じゃない。シーズンはとても長いから、自分の目標を達成するためにこつこつ取り組んでいかなければならない。僕は世界選手権を獲りたいんだ。つまりドイツ人のトップになるということだけど、ドイツ人のトップになること自体には興味はない。全体のトップに立ちたいんだから。2009年はとてもいい年だった。これから始まるシーズンをもっともっといいシーズンにするために頑張るよ」

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