ブラウンGPは、ミハエル・シューマッハーを獲得するため、故意にジェンソン・バトンに低額の契約金をオファーし、チームを出るよう仕向けたのではないかというウワサを、ロス・ブラウンが否定した。

 ブラウンGPの後身メルセデスGPが23日、ミハエル・シューマッハーと2010年の契約を結んだことを正式に発表した。しかしメルセデス・ベンツ・モータースポーツのバイスプレジデント、ノルベルト・ハウグが、ミハエル・シューマッハーとの交渉は半年ほど前から行っていたと述べたことで、ブラウンとメルセデスは本気でバトンを残留させようとしていたのかどうか疑問の声が上がっている。バトンは金銭的な条件でチームと合意に達することができず、マクラーレンに移籍したと言われているが、ブラウンは、シューマッハーのための空席を作るために、わざとバトンが満足できない金額しか提示しなかったのではないかとの見方も出てきている。

「我々はジェンソンとの間で解決法を見つけるべくかなりの努力をした。しかしそれはうまくいかなかった」とロス・ブラウンはF1公式ウェブサイトに対してコメントしている。
「ジェンソンは結局、残留しないという決断を下した。我々は彼を引き止めるために懸命に取り組んだが、最終的には成功しなかった」
「私はジェンソンに誠実に対応し、解決法を見つけたいと思っていた。それが難しいと分かった時、ミハエルと話を始め、こういう結果に至った。ミハエルと私は昔から親交が深く、夏にフェラーリをドライブできなくなった際に彼の落胆ぶりを見て、まだ彼がこのスポーツに大きな情熱を持っていることを知った。交渉をいったんスタートさせると、話し合いは困難ではなかった」

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