フェラーリのフェリペ・マッサは、新チームメイトであるフェルナンド・アロンソとは数年前に言い争いをしたことはあるが、すでに過去のことであり、今はとてもうまくいっていると語った。フェラーリのシーズンオフイベント“Wroom”で一緒に過ごしたふたりは、3年間のマッサとキミ・ライコネンよりもすでに多くの会話をかわしたという。
「僕は今までずっと、優秀なチームメイトと組んできた」とマッサは、“Wroom”においてコメントした。
「優れたチームメイトを持つことで、僕は学習し、進歩することができた。自分とは違うドライビングスタイルやセッティング、コーナーへの飛び込み方、ブレーキングの仕方など、いろいろなことを目にすることで、多くのことが学べるんだ」
「僕らはうまく協力して働くことができるだろう。それによって、マシン開発という意味で僕らふたりともが助かるのだし、チームのためにもなる」
「もちろん、ふたりともが自分がトップに立とうとして戦うことになるだろう。F1はそういうスポーツだからね。でもフェルナンドはものすごい才能を持ったドライバーだ。僕はフェラーリで経験を積んでいるので、その点で彼を助けてあげたいと思う。2007年のニュルブルクリンクの後では言い合いもした。僕がスポーツマンに反する行為をしたと彼が言ったからだ。でもその後謝ってもらったから、その件はすっかり片付いている」
「ここ数日、ふたりでマシン開発についてのそれぞれの考えを交換し合った。とても有意義だったよ。僕はキミととてもうまくやってきたけれど、彼と3年間にかわした会話よりずっと多くの会話を、この3日間、フェルナンドとかわした」