マクラーレン・ホンダはマレーシアGPでも最下位だろうが他のマシンとの差は縮まるはずだと、ジェンソン・バトンが語った。

 開幕戦オーストラリアGPでマクラーレンの2台は予選最下位に並び、決勝ではケビン・マグヌッセンは直前のトラブルでスタートできず、バトンはトップから2周遅れの最下位11位で完走した。

 バトンは、第2戦でも全チーム中最下位であることは変わらないだろうと予想しているものの、前とのギャップは少し縮まると考えている。エンジンのオペレーション面と空力面の改善により競争力が多少上がると期待しているためだ。

「外からぱっと見ただけでは違いは分からないと思うが、他車とラップタイムを比較すると変化に気付くだろう」とバトン。

「ただ、他からの遅れがあまりにも大きいためにポジションは変わらないだろうことは残念だ」

「パフォーマンスに関しては大きく向上するだろう。パワーユニットと冷却が改善するからだ。さらに空力面でも新しいパーツを導入するのが助けになるはずだ」

「雪だるま式によくなっていき、突然予想以上のタイムの向上が見られるかもしれない。物事がうまく機能し始め、うまく落ち着き始めるんだ。そうなることを願っている」

 バトンは、中国とバーレーンではマクラーレン・ホンダがさらに向上し、中段グループの下位でレースができるようになるかもしれないと期待している。

 またホンダはマレーシアGPではオーストラリアほどはコンサバティブなアプローチを採らずに済むとバトンは述べた。オーストラリアGPを完走したことで貴重なデータを集めることができたことが役立っているという。

「コンサバには行きたくないと彼らは思っている。ただ走って完走することなど僕らは望んでいないのだ」とバトン。

「オーストラリアでは完走することが目標だった。プレシーズン中に走った最長のランは12周だったから、できるだけ情報を集めたかった」
「パワーユニットを初めて安定した温度で走らせ、たくさん貴重なデータを集めることができたのはとても大事なことだった」
「メルボルンで苦労したのならここ(マレーシア)でも苦労するだろうと誰もが言っているし、もちろんより困難な状況であるのは確かだ。でもメルボルンを戦う前には一貫した温度で走ることができなかった」
「でも(オーストラリアで)それができたので、今回のレースでは冷却面に関してどういう方向性を取るのかに関し作業を進めていくことができる」

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