モナコで初優勝を飾り、新たにチャンピオンシップリーダーとなったマーク・ウエーバーを、かつてのボスであるフランク・ウイリアムズが褒め称えている。
ウエーバーは2005年からの2年間をウイリアムズで過ごし、05年のモナコでは3位に入ってF1での初表彰台を経験。また翌年のモナコでも予選2位を獲得するなど、特にモナコでは当時のチームに大きな貢献を果たした。
「彼がいた当時のマシンは期待はずれのものだったが、我々は彼自身も問題の一部だと考えていた」というサー・フランクのコメントをAFP通信が伝えている。
「しかし彼は自分を信じ、自らをさらに成長させた。おそらくレッドブルでも周囲の人々を魅了していると思う。マークが目覚めたということに疑う余地はない」
「セバスチャン・ベッテルが仮に現状でトップに位置しているのなら、同じマシンに乗るマークもトップにいるということだろう」
「2、3年前のマークは多くのプレッシャーの下に自分自身をさらしていたが、私が今こうして外から見る限りはそういう形跡は一切見られない。私は今、嘘偽りなく素直にうれしいと言えるんだ」