メルセデスGPのニコ・ロズベルグは、チームが前進するためには体制を改善させる必要があり、それがうまくいけばトップで戦えるチームになれるだろうと述べた。

 元ブラウンGPのメルセデスGPは、2010年、タイトル防衛を目指していたが、マシンが期待されたパフォーマンスを発揮せず、コンストラクターズ選手権で4位に終わった。

「ファクトリーの体制などすべてに関して、僕らはベストのチームではなかった」とロズベルグは英AUTOSPORTのインタビューにおいてコメントしている。
「でも僕らのチームには、(チームプリンシパルの)ロス(・ブラウン)をはじめ、ベストの人材がそろっていると思う。だから僕らはうまくやれると確信している。まだロスが行っているプロセスは終わっていないし、彼はさらに学習している」
「彼は去年多くのことを学んだと思うし、特に今年は組織の弱点がどこなのかを知ったと思う。だから彼はまだ、多くの変更をし、ひとりひとりのスタッフからベストの力を引き出そうとしている最中なんだ。人々をうまく連携して働かせるとかそういうことをやろうとしている」
「チームはたくさんの変化を経験してきた。この3年はジェットコースターのように浮き沈みが激しかった。皆が望むとおり機能するようになるには少し時間がかかるだろう」

 ロズベルグは、メルセデスGPがよりよい組織になることは確信しているが、いつそれが達成できるのかは分からないと述べた。
「ロスは常に変更を行っていて、物事がうまくいきつつある。でもどれぐらい早くどの程度の効果が出るのかを判断するのは僕には難しい。僕は実際にその作業にかかわっているわけではないからね。でも今はまだ回復の時期なんだ」
「それでも僕にとっては素晴らしい経験だ。今後の数年も楽しみだよ。メルセデスで走れるなんて素晴らしいことだ。僕はここで働いている人たちのことを信じているし、ブラックリーの人たちを信じている。だから物事を長期的に見ているんだ」

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