バルセロナでのF1合同テスト初日にトップタイムをマークしたニコ・ロズベルグは、今年のメルセデスのマシンは去年に比べて圧倒的によくなっていると語った。一方で、信頼性はもっと向上させる必要があるとも認めている。
ロズベルグは1分22秒616のタイムで19日走行した11人のドライバーの中でトップに立った。
「ここではマシンのフィーリングがなかなかいい。いいスタートを切れたよ」とロズベルグ。
「ベースとしてはかなりよくなっている。重心が低くなったと感じるし、エアロ面もよくなった。基礎は向上している」
「競争力が大幅に上がったと感じるよ。去年より相当速いから、走っていて楽しい」
しかしロズベルグは信頼性に対しては懸念を表している。
この日はギヤボックスの問題により、ロズベルグは54周しか走行できなかった。メルセデスはヘレステストでもトラブルに見舞われている。
「たくさんの周回を走ることはできなかった」とロズベルグ。
「それが残念だ。この点は対策する必要がある」
「ここまで信頼性の問題がかなりたくさん起きている。それ以外は正しい方向に進んでいるのは間違いないんだけどね」