ザウバーは、今シーズン末までにコンストラクターズ選手権においてメルセデスを超え、ランキング5位を獲得できると自信を持っている。
日本GPでは小林可夢偉が3位を獲得、一方メルセデスはノーポイントに終わった。その結果、ランキング5位のメルセデスと6位のザウバーのポイント差は20点に縮まった。
ザウバーのチーフデザイナー、マット・モリスは、メルセデスよりザウバーの方がマシンが優れており、残り5戦で逆転することは可能であると語った。
「現時点では我々のクルマの方が彼らよりも速い」とモリス。
「残りレースに彼らが大きなアップグレードパッケージを持ち込むとは思えない。だから我々はクレバーに落ち着いて、毎レースウイークエンド、彼らからポイントを奪っていけばいい」
「我々が彼らに勝てない理由は全くない」
ザウバーはシンガポールと日本に新パーツを持ち込んだが、今後大きなアップグレードを導入する予定はない。だがモリスはザウバーは新パーツからさらなるパフォーマンスを引き出せるはずだと確信している。
「大きなアップデートパーツはすでに使用している」とモリスは述べている。
「鈴鹿で完全なアップグレードパッケージを初めて走らせ、どう機能するかを確認した」
「金曜のテストでさらに力を引き出せる余地があると思うので、韓国でもっと向上を図れることを期待している」
「アップデートを理解するには少し時間がかかる。だが我々はマシンについてよく理解できていると思う」
「いくつか関連パーツがあるが、今後のレースで理解を深めていくことができるだろう。シーズンをいい形で締めくくれることを期待している」