ミハエル・シューマッハーをF1にデビューさせたエディー・ジョーダンが、シューマッハーは今季末でやめるべきだという主張を再び行った。

 シューマッハーは初体験のシンガポールGPで予選9位、決勝13位でノーポイントに終わった。チームメイトのニコ・ロズベルグは5位で入賞している。ロズベルグはランキング7位で122点を上げているが、シューマッハーは46点を獲得するにとどまっている。

「もしミハエル・シューマッハーがミハエル・シューマッハーでなかったら、彼が今メルセデスでやっているような走りをしていて、来年シートはあるだろうか?」とジョーダンはシンガポールGP後のBBCのF1フォーラムにおいて述べた。
「私はノーだと思う。残念だが今回は問題発言をするよ。私なら彼をクビにする。今の彼のパフォーマンスは十分いいとは言えない。明らかにね」
「彼はチームメイトに全く歯が立たない。チームメイトの方は上位を走っている。7度のワールドチャンピオンが、こんなレースをして自分の評判や伝説を危険にさらすべきではない」
「彼は最速ドライバーだったと思っている。問題も一番多かったかもしれないが、グランプリレーシングの歴史の中で、一番素晴らしいレーシングドライバーだ。彼は41歳になれば21歳の時のようにはいかないと認めている。ではどうして今走っているのだ?」
「すでに報道されたように、私は彼が来年走るとは思っていない。決定は1月か2月までずれ込むかもしれない。メルセデスの来年のマシンがどれぐらいいいか、タイヤがどれぐらいいいかによるからだ。もしよくないということがはっきりすれば、彼は続けないだろう。7度タイトル獲得という伝説的な偉業には誰も近づけないだろうが、もしあと1年走ったら、間違いなく名声に傷がつく」
「今年は勇気ある決断をした。パフォーマンスが劣るマシンで若手と戦ったが、うまくいかなかった。今再び引退しても全く傷はつかないだろう。でも来年も走り、もし勝てなければ、回復できないほどのダメージは負うだろう。悲惨なことになる」

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