フェラーリのフェルナンド・アロンソは、ヨーロッパGPでセーフティカーが出動した際に違反を犯したルイス・ハミルトンはペナルティ決定の遅れにより結局何のダメージも受けずに2位となり、規則を忠実に守った自分たちは大きくポジションを落とすことになったのは間違っているとして、スチュワードを批判した。

 セーフティカーをオーバーテイクしたハミルトンに対してペナルティが決定するのが大幅に遅れ、これによって本来8位フィニッシュになるはずのハミルトンが2位になったとし、アロンソはスチュワードを非難、これは誤ったレースであると主張している。今回ハミルトンは18ポイントをゲット、アロンソは4ポイントしか手にすることができず、ランキング首位のハミルトンとアロンソの差は29ポイントに拡大し、アロンソは5位に転落することになった。

 マーク・ウエーバーとヘイキ・コバライネンのクラッシュによってセーフティカーが出動した時点でハミルトンは2位、フェルナンド・アロンソはすぐ後ろの3位を走っていた。
 ハミルトンは、規則を破ってセーフティカーを追い抜いてピットに急いだが、アロンソは規則に従ってセーフティカーの後ろを低速で走行し、その影響で大きく順位を落とし、チェッカーを受ける時点で9位にとどまった。
 ハミルトンがセーフティカーを抜いた直後にアロンソは無線でチームに対してスチュワードに報告するよう求めた。しかしハミルトンが審議中であると発表されたのは12周後、ペナルティ決定が発表されたのはさらにその4周後、ハミルトンがペナルティのためにピットに戻ったのはその2周後だった。その間、ハミルトンはファステストラップをマークしながらプッシュし、3位走行中の小林可夢偉に十分なギャップを築いたため、ドライブスルーペナルティを受けてコースに戻っても全くポジションを落とさずに済んだ。

「リプレイを見るのがものすごく難しかったんだろうね。何周分もの時間がかかるほど」とアロンソはスペインのAS紙に対するインタビューでスチュワードに対して皮肉を言っている。
「残念だよ。僕らにとってという意味ではない。これはレースなんだ。ここに足を運んでくれたファンの皆が捻じ曲げられたレースを見ることになった。彼らのために残念に思う」
「すべてが僕らに不利に働いた。彼らは何でも許してしまうようだね。そしてファンの皆は偽物のレースを見る羽目になったんだ」
「僕らは好調だった。いいスタートをして3位を走っていたんだ。その後セーフティカーが出動した。それは僕らには不利だった。でもハミルトンはセーフティカーをオーバーテイクした。あんなの今まで見たことがないよ。イエローフラッグ下でメディカルカーを抜くなんてね。僕と彼はほんの1メートルぐらいしか離れていなかったのに、彼は2位でフィニッシュし、僕は9位だ」
「今回は2位でフィニッシュできたはずだ。でもセーフティカーが出たことで、僕は9位でフィニッシュすることになったし、本来ならハミルトンは8位だったはずだ。それなのに、当然のこととして規則を順守した人間は9位になり、規則を尊重しなかった者は2位になるんだね」

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