マルシャのプレジデント&スポーティングディレクターであるグレーム・ロードンが、ヘレステストを終えた段階では2014年F1のチーム間の序列は全く予想できないと語った。
先月末に4日間にわたって行われた今年初のF1合同テストで、メルセデスエンジンユーザーは合計875周を走行、ルノーユーザーは151周しか走行できず、現時点ではメルセデスが一歩リードしていると考えられている。
しかしロードンは、開幕戦オーストラリアGPの決勝が終わるまでは、何ひとつ予測できないと述べている。
「全く何も分からない」とロードンが述べたとSky Sports F1が伝えた。
「メルボルンでチェッカーフラッグが振られるまで、何も分からないと言っていいだろう。予選が終わった段階ですら確実なことは言えない。予選で強い者が誰なのかは分かるだろうが、タイトル争いは決勝の結果がすべてだからだ」
「そのため、この(ヘレス)テストの後が重要だ。(ヘレスでは)マシン同士のタイム差がとても大きかった。だからラップタイムからは全く何も読み取ることはできない」
「それぞれのポジションの感触がつかめてくるのは、メルボルンでチェッカーフラッグが振られた後になるだろう」