小林可夢偉が自身の“パーマネントナンバー”として最初は「4」を希望していたと報じられたが、これは誤報だったことが分かった。
可夢偉は21日、2014年にケータハムのレースドライバーとしてF1に復帰することを正式に明らかにした。
彼は、今季から導入されるパーマネントナンバーとして「10」を選んだことが分かっているが、最初にこれを報じた海外メディアは、可夢偉が当初は「4」を希望していたと伝えていた。
メディアは、この番号が先にマルシャ残留を決めたマックス・チルトンに押さえられていたため、可夢偉は2009年にトヨタからF1にデビューした際の「10」を選んだと報じたが、現地で取材したF1速報の編集部によれば、最初から「10」を希望していたという。
「10」を選んだ理由としては、2009年にトヨタからF1にデビューした時と同じ気持ちで、今年またF1キャリアを再開するとの思いからで、海外メディアが第1希望と報じた「4」は誤報だった。
今年から導入されるパーマネントナンバー制度は、ドライバーがF1キャリアを通して同じナンバーを使用するもの。以前のように毎年変動していたものに比べ、マーケティング上のメリットが大きいとされている。