ペドロ・デ・ラ・ロサは、F1に3チームが新たに参戦する2010年に自分がF1のレースシートを再びつかむチャンスが高まっていると認めた上で、行き先を選ぶ上で正しい選択をしなければならないと述べている。
デ・ラ・ロサは2002年を最後にF1にフル参戦を果たしておらず、それ以来マクラーレンのテスト&リザーブドライバーを務め、2005年と2006年にはマクラーレンからスポット参戦している。
彼は以前から母国スペインのチーム、カンポスと契約するのではとウワサされているが、F1新規チームにとって、豊かな経験と優れた開発能力を持つデ・ラ・ロサはドライバーとしてぜひ欲しい存在であると見られ、他にもデ・ラ・ロサにオファーをしているチームがあるようだ。
「ここ数年で一番F1レース復帰への可能性が高まっている」とデ・ラ・ロサはスペインのマルカ紙に対してコメントしている。
「今は満足し、冷静な状態だ。僕は今の仕事に満足しているわけではなく、選択肢を持つことが重要なんだ。僕らは(2010年に向けて)事をうまく運んでいるけれど、焦って間違った選択をしてはならない」
