2009年9月14日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室
TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【9月14日号】
F1第13戦イタリアGPで中嶋一貴が10位フィニッシュ
SUPER GT第7戦富士で石浦宏明/大嶋和也組レクサスSC430が7位
F1世界選手権
F1第13戦イタリアGPが9月11日(金)から13日(日)にかけてイタリアのモンツァ・サーキットで開催された。今季のF1にはTDPドライバーの中嶋一貴(AT&Tウィリアムズ)が参戦している。
昨年のイタリアGPは、ヘビーウェットでスタートし、徐々に乾いていくという難しいコンディションのレースとなったが、18番手からスタートした中嶋は、1ストップ作戦を採り12位でフィニッシュしている。
11日(金)に2回に分けて行われたフリー走行では、1回目が14番手、2回目は9番手。12日(土)午前中のフリー走行3回目では、14番手につけ、予選に挑んだ。
午後2時からノックアウト方式で行われた予選のQ1では、最後尾の1台を除く19台が1秒以内に入り、また、Q1敗退ラインでは、コンマ1秒以内に5台が入る程の激戦となった。中嶋は、チームメイトは上回ったものの、100分の6秒という僅差でQ2進出を逃し、17番手グリッドとなった。
13日(日)午後2時に決勝レース(53周)がスタート。17番手グリッドの中嶋は1周目に15位、翌周に14位、そして4周目には13位まで浮上。1回ピット作戦で、一時は8位までポジションを上げ、35周目にピットイン。全車がピットを終えた時点で、11位に浮上した。
レースはファイナルラップに、3位走行中のルイス・ハミルトン(マクラーレン)がクラッシュし、セーフティカーが入った状態でチェッカーを受けることとなり、中嶋は10位フィニッシュとなった。
GP2シリーズ
GP2シリーズの第9大会が9月11日(金)から13日(日)にかけてイタリアのモンツァ・サーキットでF1第13戦イタリアGPの併催レースとして行われた。
同シリーズにはTDPドライバーの小林可夢偉(DAMS)が参戦している。
11日(金)午前11時55分から30分間の公式練習走行では、1回のピットインでセッティング調整を行い 14番手。午後4時からの予選では、1セット目のアタックでは10番手につけ、2セット目のタイヤで更にタイムアップを果たしたものの、ライバル勢のタイムの伸びが小林を上回り、小林は19番手。他車の降格により、第1レースは18番手グリッドからのスタートとなった。
12日(土)F1イタリアGPの予選終了後、午後4時のGP2第1レーススタートへ向け、各車がコースへ入り、グリッドでスタート進行が行われている最中に、コースは激しい夕立に見舞われ、スタートは順延となった。
コースがフルウェットとなってしまったために、セッティング交換が許され、予定スタート時間より40分遅れて、セーフティカー先導でレースがスタートした。6周のセーフティカーランの後、7周目から本格戦が開始された。
コースオフやシケインを直進する車両が多発する中で、小林は10周目までに10位に浮上。しかし、路面が乾き始め、ペースが上がるとグリップが不足し、ブレーキング勝負で止まりきれず、シケインをショートカットせざるを得なくなってしまった。14周目と18周目には、3回シケインのショートカットを行ったとして、ドライブスルーペナルティを科され、19位に後退。
29周目に規定のピットインとタイヤ交換を行った後はペースを上げ、17位までポジションアップ。レースは、ファイナルラップにクラッシュが発生し、セーフティカーが導入され、そのままの順位でチェッカー。小林は 17位となった。
13日(日)午後10時30分からの第2レース(21周)は、好天の下で行われた。17番手グリッドの小林は、スタートで13位までジャンプアップ。1周目にクラッシュが発生しセーフティカーが導入され、3周目にレースが再開されると、上位勢の接触もあり、小林は6周目には11位までポジションを上げた。しかし、そのあたりから小林のレースカーはギアボックストラブルが発生し、ペースダウン。18周目にピットへと戻り、レースを終えた(17位完走扱い)。
SUPER GT\t※一部内容は9月13日付SUPER GTのリリースと重複しています
9月12日(土)、13日(日)の両日、SUPER GTの第7戦が静岡県の富士スピードウェイで開催された。今シーズンの同シリーズには、GT500クラスに石浦宏明、大嶋和也、平手晃平、GT300クラスには井口卓人と国本雄資の、5人のTDPドライバーが参戦している。
12日(土)は、午前中のフリー走行セッション開始30分くらい前に降り始めた雨により、終日ウェットコンディション。フリー走行セッションでは、平手晃平がアンドレ・クートと組んでドライブするDUNLOP SARD SC430 39号車が2番手。石浦/大嶋組のKRAFT SC430 35号車は5番手。GT300クラスで井口/国本組が駆るCOROLLA Axio apr GT 74号車はクラス5番手タイムとなった。
フリー走行から2時間ほどを経た午後12時50分から予選第1回目がスタート。雨はほとんど降っていない状態だったが、路面はウェットのままでの予選となった。
35号車は、石浦がアタックしたが、タイヤの温まりが悪く、11番手。平手が基準タイムをクリアした後、チームメイトのクートがアタックした39号車も12番手となり、2台共にスーパーラップ進出を逃してしまった。決勝のグリッドは、2番手のARTA NSX 8号車がエンジン交換で10グリッド降格となったため、35号車が10番手、 39号車が11番手へとひとつずつ繰り上がった。
GT300クラスの74号車は、井口がアタック。混走時間帯にマークしたタイムで8番手につけ、スーパーラップ進出を果たした。スーパーラップではタイムアップはならなかったものの、スピンした車両があったため、7番手グリッドとなった。
13日(日)は好天に恵まれ、午後2時に決勝レースがスタート。
10番手スタートの35号車は石浦がスタートを担当。スタート直後の1コーナーで他車が接触、スピンしたため、行き場を失い最後尾の14位まで後退。しかし、1周目に12位までポジションを戻してストレートへと戻ってきた。石浦は序盤から順調にポジションを上げ、7周目には6位に浮上。トップグループと遜色ないタイムで、6位での走行を続けた。
28周目にピットインし、大嶋に交代。全車がピットを終えた時点で再び6位につけるが、46周目に追い上げてきたENEOS SC430 6号車にかわされ、そのまま7位でチェッカーを受けた。
11番手から前半クートの担当でスタートした39号車は、予定より2周早い31周目に平手へと交代。平手は着実な走りを見せたが、ポジションアップは果たせず、11位でレースを終えた。
決勝レース前のフリー走行で、ストレートスピードが伸びないトラブルに見舞われた74号車は、修復を行い決勝へ臨んだ。国本がスタートを担当したが、序盤ペースが上がらず、大きくポジションダウン。しかし、その後ポジションを戻していき、12位走行中の22周目に、井口へと交代した。18位で復帰した井口は、他車の脱落などもあり、最終的に12位でフィニッシュ。惜しくもポイント獲得はならなかった。
