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投稿日: 2009.03.03 00:00
更新日: 2018.02.15 12:16

【フォルクスワーゲン グループ ジャパン】フォルクスワーゲン@ジュネーブ モーターショー2009


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フォルクスワーゲン @ ジュネーブ モーターショー2009
新型「ポロ」のワールドプレミア、世界で最も低燃費な「ポロ ブルーモーション」も発表
 
ウォルフスブルグ/ジュネーブ、2009年3月2日
これまでに数百万台を販売したベストセラー車「ポロ」が、まったく新しいスタイリングとテクノロジー、並外れた品質を備えてデビューします。新型「ポロ」は、これまで通り、現代の自動車を取り巻く環境から求められる高い要求を満たすばかりか、それを上回りさえします。低排出ガスで低燃費のエンジンと、知的なスタイリングを持つ第5世代ポロは、コンパクトカーの新たな基準を打ち立てました。

「我々はゴルフで達成した素晴らしい功績を、それより下のクラスでも再現しました。多くの人に求めやすい価格を維持するために、デザイナー、開発者、生産スペシャリストは、これまでになく緊密に協力して作業を進めました。新型ポロほど完成度が高く、ハイエンドなイメージを持ったクルマはこのクラスには存在しないでしょう。」フォルクスワーゲングループ会長 Prof. Dr. マルティン ヴィンターコルンはこのように強調して、新型ポロの理念を説明しました。

新型ポロに採用された安全装備は、EuroNCAPでの5つ星の評価が得られるよう設計されました。現在発表されている欧州仕様のポロには、ヒルホールドコントロール付きのESPや、サイドエアバッグを含む極めて効果的なエアバッグシステム、むち打ち症の危険を軽減するヘッドレスト(両フロントシート)、3つのリヤヘッドレスト、ISOFIXチャイルドシート機構といった安全装備が標準で搭載されています。

世界最先端のパワートレインは、最新のTDIエンジンとTSIエンジン、それに7速デュアルクラッチトランスミッション(DSG)が導入された新型ゴルフで実現されました。新型ポロのパワートレインは、幅広いエンジン出力に対応しながら、燃費とエミッションにおいて劇的に改善されています。今回、素晴らしいパフォーマンスを発揮するのは新しい1.2 TSIエンジンです。このターボチャージャー付き4気筒ガソリン直噴エンジンは、77kW/ 105PSを出力する一方で、100kmあたりわずか5.5リットルの燃料しか消費しません(CO2排出量は125g/km)。

1年目には、新型ポロには7種類のエンジンが導入されます。44kW/ 60PSから77kW/ 105PSまでの出力のガソリン4種類とディーゼル3種類です。新開発のTDIエンジンは、「ポロ ブルーモーション」として66kW/ 90PSのポロ 1.6 TDIに導入され、その可能性を示すことになります。平均燃費は100kmあたり3.8リットル、CO2排出量は96g/kmとなり、世界で最も低燃費で低排出ガスの5シーターディーゼルです。

新型ポロは、フォルクスワーゲンの新たなデザインDNAに基づき、クリアで、独特で、完成度が高いイメージを反映するように開発されました。特に車幅を広げ、車高を低くしたことで、よりダイナミックなプロポーションになると同時に、5人の乗員に十分なスペースが確保されました。スタイリングは、流行や奇策を排した、くっきりとした緻密なラインに特徴づけられます。インテリアも同様に、ゴルフのスタイリングをベースにした白色バックライト採用のインストルメント類や、燃料計のデジタル表示など、理想的な人間工学を追求した新しいレイアウトに再設計されました。もう一つの大きな変更は、よりドライバー方向にオフセットしたセンターコンソールです。新型ラジオや、タッチスクリーン付きRNS 310などのラジオナビゲーションシステムは、インストルメントパネルの中心段に配置されています。

ドイツでは、新型ポロは6月の最終週に発売予定です。そのわずか2週間後には欧州での販売が開始されます。

この他にも、フォルクスワーゲンは、ジュネーブにおいて新たな統一ブランド「ブルーモーション テクノロジー」のもとで、世界で最も低燃費な5シーターコンセプトカー「ポロ ブルーモーション」を発表しました。燃料消費量は3.3リットル/ 100km、CO2排出量はわずか87g/kmで、2010年の販売開始を予定しています。1.2リッターTDIエンジン(コモンレール インジェクション)のほか、オートマチック アイドリングストップ システムと回生ブレーキ(制動エネルギーの回収用)の2つのテクノロジーだけでも、100kmにつき最大0.2リットルの燃料消費量が削減されます。また、車高を10mm低くした空力ボディ パッケージ(改良版フロントエンドを含む)などの省エネ対策によっても、0.8リットルの消費燃料が削減されるとともに、CO2排出量は約20%低下しました。

同時に、「ブルーモーション テクノロジー」シリーズとして、クラス最低燃費を誇る「ゴルフ ブルーモーション」(3.8リットル/ 100km)、「ゴルフ プラス ブルーモーション」(4.3リットル/ 100km)、SCR触媒コンバーターを搭載する世界で最もクリーンなディーゼル セダン「パサートCCブルーTDI」、燃料コストわずか4.60ユーロ/ 100kmの「トゥーラン TSI エコフューエル」も発表されます。
 


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