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インフォメーションニュース

投稿日: 2010.02.07 00:00
更新日: 2018.02.15 17:57

【ポルシェ ジャパン】上半期速報値 − 好調な第二四半期


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プレスインフォメーション\t2010年2月02日

上半期速報値 − 好調な第二四半期

非常に有望なポルシェの販売台数

ポルシェ オートモービルホールディングSE(本社:ドイツ、シュトゥットガルト)の最高経営責任者Dr. マルティン・ヴィンターコルンは、1月29日にシュトゥットガルトのポルシェ・アリーナで開催された年次株主総会において、傘下の自動車事業会社であるポルシェAGの2009/2010事業年度(7月31日締め)の業績に力強い回復傾向が見られると報告しました。ポルシェAGの販売台数は、上半期の最初の4ヶ月間に前年の同時期よりも25%減少しましたが、速報値ベースによる6ヶ月間の販売台数は3.1%減にとどまる約33,200台で、同じく売上高は3.3%減の29億ユーロと予想されます。

パナメーラは2009年9月に発売されたばかりで、しかも一部の地域では12月になってから投入されたにもかかわらず、このポルシェ第4のモデルレンジは、速報値ベースで約8,200台の販売台数を上半期に達成しました。ベストセラーとして君臨するカイエンの販売台数は、22%減の13,100台と見込まれます。同じく速報値ベースによる911の販売台数は45%減の約7,400台、ボクスター/ケイマンについては、14%増の約4,500台と予想されます。

地域別の販売実績を分析すると、北米市場は依然として厳しい状況にあり、ポルシェの販売台数は16%減の約11,000台となる見通しです。一方、欧州市場での減少は6%にとどまり、販売台数の速報値は約10,200台と予想されています。他の地域では、ポルシェの販売台数は再び増加に転じており、速報値ベースでの上半期6ヶ月間における販売台数は18%増の約12,000台となる見込みです。

同じ時期の総生産台数は、速報値ベースによると1.9%減の40,877台に達し、ほぼ前年と同じ水準になるはずです。本年度期首から上半期末までに、16,979台のカイエンと9,882台のニュー パナメーラがライプツィヒ工場の生産ラインからロールオフしているとみられます。また、同じ時期に8,746台の911、および5,270台 のボクスターが生産されました。

ポルシェは、第二四半期の好調な業績に基づき、2009/2010事業年度通期の販売台数が前年度の75,238台を上回るであろうと引き続き想定しています。

また同年次株主総会において、ドーハのカタールホールディングLLCの代表としてシェイク・ジャーシム・ビン・アブドゥルアズィーズ・ビン・ジャーシム・アール=サーニー殿下(31)を同社の監査役に選出いたしました。殿下は、年次株主総会の終了で退職する前監査役であるハンスペーター・ポルシェ(69)と交代し、ハンスペーター・ポルシェの残り4年間の任期を務めます。カタールホールディングLLCは、100%子会社のカタールホールディングジャーマニーGmbH(フランクフルト)を通じてポルシェSEの株式の10%を所有しています。

シェイク・ジャーシム・ビン・アブドゥルアズィーズ・ビン・ジャーシム・アール=サーニー殿下はカタールファンデーションインターナショナル社(米国)の取締役会長であり、またカタールナショナルバンク、InvestCorpおよびカタールファンデーション基金の取締役も務めています。ポルシェSEの株主を代表する他の監査役として、会長のDr.ヴォルフガング・ポルシェをはじめ、Dr.フェルディナンド・オリバー・ポルシェ、Dr.フェルディナンドK.ピエヒ、Dr.ハンス・ミヒャエル・ピエヒおよびDr.ウルリッヒ・レーナー教授が名を連ねています。