F1速報の人気コーナー「マッサの人生相談」。Season2 第2回は「男の人にとって仕事と恋人(奥さん)のどちらが大事なの?」という答えにくい質問をしてみました。さて、愛妻家のフェリペ・マッサさんはどう答えてくれたのでしょう?
第2回「男のヒトって仕事と彼女、どちらが大事なんですか!?」
彼氏の仕事が忙しく、めったに会うことができません。約束しても仕事が入り、キャンセルされてしまいます。もう1カ月も会っていません。
先日ようやく会えた時に、つい「仕事と私とどっちが大事なの?」という陳腐な質問をしてしまいました。彼は「もちろん君だ」と言ってくれましたが、とてもそうは思えません。
ラファエラさんはよくできた奥様だと思うので、そんなことは言わないと思いますが、もし言われたら何と答えますか?(24歳女性)
マッサ「彼の仕事を尊重する気持ちを持たなきゃね」
「僕の妻は『私と仕事のどっちが大切なの?』なんてことは言わないよ。妻は夫の仕事を尊重すべきだし、実際に僕の妻は100%尊重してくれている」
「僕自身も子供のころから周りの人たちに対してそうしてきた。誰かと一緒に過ごすなら、まず相手の仕事は尊重すべきだ。妻が夫の仕事に敬意を持ってさえいれば、家庭内に問題なんて起きないはずだよ」
「仕事とプライベートのバランスを取るのは簡単じゃないけど、その点は僕はうまくバランスを取ることができていると思う。僕はごく普通の人間だから、F1とは離れた場所でシンプルライフも満喫したいという気持ちがあるからね。F1以外の時間はできるだけ普通に暮らそうと心がけているんだ」
「普段は出かけたり、レストランへ食事に行ったり、買い物に行ったり、普通の生活をしているよ。もちろんファンの人たちに見つかってサインをせがまれたりすることもある。でも、自分がF1ドライバーであり、そういうファンの人たちの応援があるからこそこの場所にいられるんだということも理解しなきゃいけない。だからプライベートの時間だったとしても仕事人としての意識も忘れないで、ファンの人たちに対して敬意を持ってきちんと接するようにしているんだ」
「相手を尊重する気持ちを持てば問題は乗り越えられる」ってことですね、マッサさん!
ラファエラさんはマッサさんと出会う前はF1のことはあまり知らなかったということですが、2007年に結婚し、今では息子のフェリピーニョくんと一緒にグランプリを訪れている姿がしばしば見られます。
2009年ハンガリーGPでの大怪我、2012年の不調、昨年末のフェラーリシート喪失といった困難な時期を強く支えてきたラファエラさん。その素晴らしい奥様をマッサさんが心から信頼しているのが伝わってくるコメントでした。
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