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投稿日: 2010.04.15 00:00
更新日: 2018.02.15 19:23

【ヤマハ発動機】電動アシスト自転車PAS 2010年モデル発売 アシストフィーリングの最適化を図ったコンパクトな3機種


電動アシスト自転車PAS 2010年モデル発売
アシストフィーリングの最適化を図ったコンパクトな3機種

 ヤマハ発動機株式会社は、電動アシスト自転車PASシリーズの小径3機種「PAS コンパクト リチウム」「PAS CITY-C リチウム」「PAS CITY-X リチウム」の2010年モデルを5月17日より発 売する。これによりPASの2010年モデルは、全11機種となる。

 今回いずれも他の2010年モデル同様、アシストフィーリングを最適化し、2009年モデルで高 評価を得た発進時や坂道での力強さに加え、平坦路や緩斜面での快適性の向上を図った。なお、価格は従来のまま据え置いた。

 取り回しやすく、小柄な方に好評の「PAS コンパクト リチウム」は、走行モードを従来の2モードから、3モードへと変更し、当社独自の機構「S.P.E.C.3」との組み合せにより、走行状況に合わせて発進時から加速、巡航時まで、全域でなめらか、かつパワフルな走りを可能にした。さらにハンドルグリップやサドル、丸型バスケットなど、自転車部品の仕様も向上している。
 低床U字フレームで乗り降りしやすくおしゃれな「PAS CITY-C リチウム」と、斬新で個性的なデザインとスポーティな走行性能を両立した「PAS CITY-X リチウム」は、都市部でのニーズが高いモデルである。

< 名 称 > <発 売 日><メーカー希望小売価格><カラーリ ング>
「PAS コンパクト リチウム」 2010年5月17日 105,800円
(本体100,762円+消費税5,038円)
新色:ラベンダー
継続:スモークベージュ
「PAS CITY-C リチウム」 2010年5月17日 106,800円
(本体101,714円+消費税5,086円)
新色:レッド
継続:ホワイトパール、Bブラック
「PAS CITY-X リチウム」 2010年5月17日 109,800円
(本体104,571円+消費税5,229円)
新色:Bブラック、メタル、レッド
継続:クリスタルホワイト
※ メーカー希望小売価格には本体価格(バッテリーを含む車両価格と専用充電器価格7,000円)及び消費税を含む

<商品の概要>
 1993年に世界で初めて電動アシスト自転車を開発・発売して以来、ヤマハ発動機株式会社では“人間感覚を最優先する” という開発当初の理念を受け継ぎながらPASユニットの小型軽量化やバッテリー性能の向上、走行性能、機能の進化など、年々商品の熟成を重ねてきた。電動アシスト自転車市場は順調に伸長し、2009年の年間総需要は約36.5万台(前年比約117%)となった(自転車協会データより)。こうした市場拡大傾向の中、2010 年モデルでは、軽快でパワフルな走行性能に磨きをかけるとともに、自転車部品の仕様向上や新色を採用した。

<2010年モデルの主な特長>
1)アシストフィーリングの最適化
 走行状況に応じて最適なアシスト力を引き出す要となるアシスト制御プログラムについて、制御マップの見直しを行い、発進時フィーリング、平坦路や緩斜面での軽快さに一層磨きをかけた。
2)制動力の向上
ブレーキレバー&ワイヤー、ブレーキシューに新部品を採用し、制動力及びブレーキフィーリングを向上させた。(PAS CITY-X リチウム除く)

<PASシリーズの主な特長>
■新基準のアシスト力を遺憾なく発揮する機構「S.P.E.C.3」を採用
 内装3段変速機のギアポジションごとに最適なアシスト力を供給する機構「S.P.E.C.3(スペックスリー/Shift Position Electric Control × 内装3段変速)」を採用。「S.P.E.C.3」は、スピードセンサーにより走行速度を検出し、モーター回転数との関係から選択しているギアを検出することにより、従来のモーター回転数のみによる制御では成し得なかった広範囲に渡るアシストを可能にし、発進時から加速、巡航時まで全域でなめらか、かつパワフルな走りを実現している。
※「PAS コンパクト リチウム」は2010年モデルから「S.P.E.C.3」を新採用

■3つの走行モード
 パワーと距離を両立させる「標準」モードとパワフルな「強」モード、そして長距離走行を重視した「オートエコモードプラス」の3 モードを採用。好みや走行シーンに合わせて最適なアシストモードを選択できる。「S.P.E.C.3」との組み合せによって、走行モードごとにきめ細かく無駄のないアシスト制御を実現し、パワフルなアシストと走行距離の両立を実現した。なお、手元のメインスイッチで簡単に走行モードの切り替えが行える。
※「PAS コンパクト リチウム」は2010年モデルから3モードスイッチを採用

■高出力で耐久性に優れた三元系リチウムイオンバッテリー搭載
 新基準のアシスト力との最適化を図る小型軽量高性能三元系リチウムイオンバッテリーを搭載。バッテリーは互換性があり大容量バッテリーを別途購入して使うこともできる。

【ご参考】 「一充電あたりの走行距離」の表示と測定に関する規定について
(社)自転車協会が定める電動アシスト自転車の「一充電あたりの走行距離」の表示及び測定に関する規定、並びに適用規則に基づき、「一般路走行パターン」が2010年4月以降、「標準パターン」に見直された。これに伴い従来よりも一充電あたりの走行距離の表示が短くなる。
なお当面、新旧両パターンの走行距離を併記する。

主な変更点は以下の2項目
1) 従来2度であった坂道の勾配が4度になる
2) 1パターンの全長が5kmから4kmへ短縮