好天に恵まれた6月26日、明日からの第7/8戦を前に富士スピードウェイで恒例の全日本F3選手権金曜練習走行が行われ、CクラスではPETRONAS TEAM TOM'Sのマーカス・エリクソン、NクラスではHFDP RACINGの小林崇志がそれぞれトップタイムをマークした。

 午前1時間、午後1時間の計2時間行われたセッションは、このところ雨に祟られることの多かったレースウィークから一転。午前はやや曇りがちだったものの、午後には路面温度が50℃にまで達するなど、夏が近づきつつあることを感じさせる暑さとなった。

 午前9時40分からのセッションでは、序盤DENSO Team Le Beaussetの嵯峨宏紀がモニターのトップにつけたものの、セッション後半に国本雄資、井口卓人のトムス勢がタイムアップ。そこにThreeBond Racingの安田裕信が割ってはいる展開となり、午前は国本が1分36秒699でトップタイム。これに僅差で安田、井口、嵯峨と続き、ここまでが1分36秒台。

 NクラスではHFDP RACINGの山本尚貴がまずまずの滑り出しを見せたが、こちらもセッションが進むとACHIEVEMENT by KCMGのアレキサンドレ・インペラトーリが1分38秒315をマークしてトップに。さらには小林が2番手に浮上、山本、AIM SPORTSの関口雄飛が4番手に。

 日差しが強くなった午後1時45分に始まったセッションでは、前回の鈴鹿からのインターバルにイギリスF3にスポット参戦し、2勝をマークしたものの、「午前は久々の日本のコースとタイヤに戸惑ってしまったけれど、なんとか最終的には明日からの週末に向けた準備ができて良かった」と語ったエリクソンが、1分36秒182をマーク、僅差でチームメイトの国本、井口を抑えて総合でのトップを奪うことに。

 また、Nクラスでは「まだまだ過大は残っていますが、きちんとアタックできたし、いい感じで走ることができました」と1分38秒127にまでタイムを伸ばした小林崇志がトップに。コンマ2秒差で関口が続き、山本が3番手となった。

 明日は第7戦、第8戦の公式予選と第7戦の決勝レースが予定されている。

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