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◎◆◎ 世界的なソーラーカーレース「グローバル・グリーン・チャレンジ」で
◆◎◆ ミシュランタイヤを装着した東海大学ソーラーカーチームの
◎◆◎ 「ライトパワープロジェクト」が優勝
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10月24日から31日の日程でオーストラリアにて開催されている「グローバル・グリーン・チャレンジ」ソーラーカー部門で、ミシュランタイヤを装着する東海大学ソーラーカーチームの「ライトパワープロジェクト」が優勝を果たしました。また、アドベンチャークラスでもミシュランタイヤ装着の大阪産業大学の「OSU Model S'」がクラス優勝を飾りました。
ダーウィンからアデレード間3,000キロ以上の距離を太陽光のエネルギーだけで走行する「グローバル・グリーン・チャレンジ」は、「ワールド・ソーラー・チャレンジ」という名称で1987年から2年ごとに開催されてきた世界的に有名なソーラーカーのレースです。
太陽のエネルギーを前に進む力に最大限に生かすため、ソーラーカーには転がり抵抗が低いタイヤが求められます。通常、一般的なハイウェイ走行をする乗用車の場合、約20%は、タイヤの転がり抵抗により消費されている、といわれています。太陽光を効率的に使用するようにデザインされているソーラーカーの場合には、転がり抵抗が消費エネルギーに占める比率は50%近くになります。ミシュランは、タイヤの転がり抵抗を低減する研究開発の一環として、ソーラーカー用のタイヤを開発しています。
ミシュランのソーラーカー専用ラジアルタイヤは、転がり抵抗の低さに定評があり、「ワールド・ソーラー・チャレンジ」と「グローバル・グリーン・チャレンジ」で1999年から6大会連続ミシュランタイヤ装着チームが優勝を飾っています(1999年オーストラリアの「Aurora」。2001年、2003年、2005年、2007年オランダの「Nuon solar team」)。
2009年の「グローバル・グリーン・チャレンジ」には、16カ国32台のソーラーカーが参加し、このうち6カ国7チームがミシュランのソーラーカー用専用タイヤを装着しました。