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インフォメーションニュース

投稿日: 2010.01.04 00:00
更新日: 2018.02.15 17:16

【横浜ゴム】業界自主基準によるタイヤ性能等級制度の制定に伴い低燃費タイヤなどのラベリングを開始


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【業界自主基準によるタイヤ性能等級制度の制定に伴い低燃費タイヤなどのラベリングを開始】

 横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、このたび制定された業界自主基準のタイヤ性能に関する等級制度「低燃費タイヤ等普及促進に関する表示ガイドライン(ラベリング制度)」の運用開始に伴い、2010年1月よりころがり抵抗性能とウェットグリップ性能のラベル表示を開始する。現在販売中の「DNA dB super E-spec」、「DNA Earth-1」から段階的にホームページ(http://www.yokohamatire.jp)などで情報を提供していく。

 今回のラベリング制度は経済産業省と国土交通省が主導する「低燃費タイヤ等普及促進協議会」が取りまとめた制度。ころがり抵抗性能(低燃費性)とウェットグリップ性能(安全性)をレベルごとに等級付けしてラベル化し、ユーザーに分かりやすく伝えることで低燃費タイヤの普及促進を図る。詳細は(社)日本自動車タイヤ協会のホームページ(http://www.jatma.or.jp)に掲載。

 横浜ゴムは業界に先駆けて「車の燃費を良くする=ころがり抵抗の低減」という独自の概念を確立し、1998年から燃費向上に貢献するエコタイヤ「DNA」シリーズを継続的に発売している。今後も長年蓄積してきた豊富なノウハウを活かし、走行性能と環境性能をより高次元で両立した商品開発を進めることで、低燃費タイヤの普及を促進していく。

 低燃費タイヤの普及促進は地球温暖化防止の観点から世界的な取り組みが本格化している。欧州では2012年からころがり抵抗の上限規制を設ける予定で、米国でも市販用タイヤのエネルギー効率グレードの情報をユーザーに提供するシステム作りが進んでいる。