MINI United Festival、大盛況のうちに終了　世界40カ国、総勢25,000人のファンが英国シルバーストーンに集結、記念すべきMINI誕生50周年を祝う

ミュンヘン／シルバーストーン：今年で3回目を迎える世界的なイベント、 MINI United Festival が英国の伝説的なF1レース・サーキット、シルバーストーンにて素晴らしい太陽の下、5月22 − 24日まで開催されました。およそ40カ国以上、25,000人のファンがこのプレミアムなグローバル・イベントにはるばる訪れました。愛車のMINIで来場したオーナーも数多く、個人所有のMINIは約10,000台以上集まりました。ドイツ国内に存在する多くのMINIファンクラブの会員たちも英国の会場までロング・ドライブでやって来ました。由緒ある英国クラシック・カー、MINI50周年記念に特別な思いを寄せて、ロシア、アメリカ、南アフリカなどから、遠路はるばる訪れる参加者も少なくありません。注目のレース・アクション・イベントはもちろんのこと、ライブや華やかなカルチャー・イベントには多くの有名人が出演しました。
ワールド・プレミアとなるMINI 50 MAYFAIR（メイフェアー）とMINI 50 CAMDEN（カムデン）のお披露目に際して、英国のファッション・アイコンでミニスカートの創案者、現在75歳のマリー・クワントは長年の秘密を打ち明けてくれました。あの「ミニスカート」というネーミングは、スカート丈の大胆な短さに由来するのではなく、実は彼女の愛車の「Mini」から名づけられた、というエピソードです。

さらにMINI50周年記念を祝し、ザ・ビートルズのメンバー、ジョージ・ハリスンがデザインしたサイケデリックなMiniの復刻モデルが披露されました。この世界でたった1台のMINIは妻のオリビア・ハリスン夫人が望んでいた通りの復活を遂げて、土曜日の夜、オリビア夫人に譲渡されました。彼女は1973年にジョージによって設立された基金、「マテリアル・ワールド・チャリティ基金」の代表として、このMINIを授与、年内に同財団のチャリティ・オークションに出品される予定です。
「ジョージは熱烈なMINIファンだったので、新バージョンのMINIの登場もきっと喜んでいることでしょう。今回のMINI Unitedは私たちの基金にとっても、メリットが多いイベントです。皆が楽しめる、有意義なコラボレーションになりました。」 と、オリビア夫人はコメントしています。

また、レースにはたくさんのユニークなモデルが登場し、ファンを沸かせました。一方で、英国ファッションデザイナーのポール・スミスによるMINIや、デヴィッド・ボウイ、ケイト・モス、ミッソーニによるデザインのモデル、さらにイラストレーター、グラフィックデザイナーとして高い評価を得ているアラン・オルドリッジによってデザインされたMINIも展示されました。映画「ミニミニ大作戦」や「オースティン・パワーズ」などで使用されたMINIのレプリカも登場しました。

MINI United Festivalをもっとも盛り上げたのは、ポール・ウェラーの登場です。彼はザ・ジャム、ザ・スタイル・カウンシルのリード・シンガーを経た後、ソロ・アーティストとして大成功しました。「長年MINIが愛車の自分にとって、50周年記念に参加できるのは本当に嬉しいことだよ。」とポールはコメントしています。今回のイベントで、ツイステッド・ホイールはポール・ウェラーのクラシック・ナンバー、“That's Entertainment”をカバーしました。このトラックは、MINIのウェブサイトwww.mini.com.を通して試聴が可能です。