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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2009.06.29 00:00
更新日: 2018.02.15 13:51

【GRM】Formula NIPPON Rd.4 Fuji デュバル、初ポールから見事な今季2勝目を飾る!


Formula NIPPON Rd.4 Fuji
28/Jun/2009

L.デュバル、初ポールから見事な今季2勝目を飾る!!

 6月27-28日、全日本フォーミュラ・ニッポン第4戦が今季2回目となる富士スピードウェイ(静岡県)にて開催された。前戦の茂木大会では、フロントーからのスタートをきったもののその直後に戦列を去ったGRMドライバー、ロイック・デュバルはその雪辱を晴らすべくこの1戦に臨んだ。

 6月27日(土)、梅雨の合間の好天に恵まれ、朝のフリー走行から乾いた風が心地よいセッションとなった。今シーズン好調なスタートをきり、第2戦デュバル、第3戦小暮と2連続優勝を飾っている名門チームNAKAJIMA RACINGは、この富士での最初のセッションから小暮(1’26.649)-デュバル(1’27.089)が1-2位を占める上々の結果を残して午後の予選へと進んだ。

 そしていよいよノックアウト形式の予選が13:45からスタートした。20分間のQ1は気温27℃(路面温度54℃)と厳しい暑さが感じられる中でのセッションとなった。ここでもはやり32号車(1’26.139)がトップタイムをマークし、ロイック・デュバル31号車が0.024秒差の2番手(1’26.163)で追うという展開となった。そしてQ2(10分間)でもその順位は変わらず32号車(1’26.049)-31号車(1’26.129)とNAKAJIMA RACINGの二人のドライバーがトップタイムを競った。しかし、最後のQ3(10分間)では、チームメイトがハーフスピンを喫するハプニングもあった一方、ロイック・デュバルが渾身のアタックにより1’25.626のタイムを叩き出し、自身初のポールポジション(選手権ポイント1)を獲得した。

ロイック・デュバル
「“やっと"ポールが取れました。今朝の段階ではマシンはまだ完璧ではなかったのですが、タイムは悪くなく、午後に向けて更にセッティングを煮詰めていきました。そして、Q3でのアタックはノーミスで完璧なアタックだったので、かなりいいところにいける確信はありましたが、コグレも速かったのでポールはどうかな?と思っていました。ポールは勿論嬉しいですが、重要なのは明日の決勝結果。この位置からスタートするレースを生かせるようベストを尽くします。」

 そして、この予選後、中嶋悟監督とNAKAJIMA RACINGのクルー全員により27歳を迎えたロイック・デュバルの誕生日を祝うイベントを用意。ロイックにとっては嬉しいことづくしの1日となった。


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